社団法人東京慈恵会医科大学 同窓会

 
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2018年02月25日 定年退任にあたって 臨床検査医学講座 大西 明弘

 昭和54年慈恵医大を卒業し、国立国際医療センターの研修医・レジデントとして内科医を始めました。そこで強烈なインパクトを感じた石崎高志先生(故人)に出会い、臨床薬理学の薫陶を受けました。その御蔭でメルクシャープドメイ国際研究員として昭和57年から米国テネシー州、ヴァンダービルト大学の高血圧・臨床薬理研究グループに留学し、臨床と研究に励む事が出来ました。この経験がその後の私の研究の基盤となったと考えています。昭和61年8月、日本に戻った私は慈恵医大第三病院、堀口内科に入局し、その後田中照二教授から肝臓の臨床と研究についてご指導を受けました。肝臓の多様な機能を勉強するうちに、その面白さと同時に主に肝臓に存在する薬物代謝酵素チトクロームP450の主要な分子種が肝機能低下にともない、どのように変化するのかに興味を持ち、研究を始める事に致しました。
 平成12年4月、第三病院臨床検査医学に移籍し中央検査部部長としての仕事とともに臨床研究も継続でき、多くの内科仲間と臨床検査医学講座の秋月摂子先生の助けを借りて、肝臓の代謝酵素に関し更なる研究を重ねる事が出来ました。その結果、肝機能低下に伴い、分子種別に低下度に差異がある事が判明し、さらに遺伝子変異に伴う酵素活性低下と肝障害による酵素量低下が重なると、相加的に酵素活性が低下する事が判明しました。これは極めて新しい知見であり、今後の肝障害患者の薬物投与計画に重要な指標となると考えています。平成23年臨床検査医学講座の教授の命を受け、18年の永きにわたり第三病院中央検査部の部長として多くの中央検査部職員と共に業務や研究を通じ親交を深められた事は、私にとって最も大きな経験となりました。堀口内科入局から現在に至るまでの第三病院での32年間は長いようですがとても充実した日々でした。










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