社団法人東京慈恵会医科大学 同窓会

 
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最新情報
 
2018年02月25日 大学講座シリーズ「内科学講座 消化器・肝臓内科」
講座担当教授  猿田 雅之


 当講座は、昭和25年に上田英雄先生が第一内科の初代教授となられ、昭和33年に高橋忠雄教授、昭和49年に亀田治男教授、平成3年に戸田剛太郎教授へと引き継ぎ、平成12年の内科臓器別の改編で、内科学講座 消化器・肝臓内科が設置されました。平成17年に田尻久雄教授へと引き継がれ、平成28年より猿田雅之が講座担当教授となり現在に至ります。医局員は130名を超え、診療、教育、研究に講座をあげて取り組んでいます。現在、消化器・肝臓内科には、消化管領域、肝臓領域、胆・膵領域、腫瘍領域の大きな4つの専門分野があり、臨床では各分野が密接に関わる病態も多く、お互いに協調し、さらに外科、内視鏡科、放射線科、病理部など関連科との連携も取りながら診療や治療にあたっています。
診療と研究    
 消化器・肝臓内科では、昨年、今までのナンバリング研究室から、領域別の研究室へと大きく組織改編を行い、それぞれの班が特色をもって診療と研究にあたっております。
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 現在、消化管領域の診療と研究で主要となるのは、炎症性腸疾患の病態解明と治療です。潰瘍性大腸炎やクローン病に代表される炎症性腸疾患は、若年者に多い疾患ですが慢性化し、現在は完治し得ない難病に指定されています。新規薬剤が次々と承認されていますが、病態の解明や完治には至っておらず、一日も早く完治が達成できるよう臨床・研究に邁進しています。その他、早期の胃癌や大腸癌も激増しており、胃癌予防となるピロリ菌除菌療法や、苦痛のない内視鏡による精査・加療にも積極的に取り組んでいます。
肝臓班
 伝統的に多くの自己免疫性肝炎と原発性胆汁性胆管炎を抱え、その豊富な経験をもとに早期診断と適切な治療を継続し、病態解明の研究にも取り組んでいます。また、C型慢性肝炎や肝硬変に対する非インターフェロンのDAA治療を積極的に導入し、以前では想像できない程の高い治癒率を挙げています。肝臓癌に対しては、従来のリピオドールによる肝動脈化学塞栓術に加え、薬剤溶出性ビーズを用いた治療、可変式電極針を用いたラジオ波焼灼療法など、安全性を重視しながらも新しいデバイスを駆使して高いレベルの治療を提供しています。
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 胆膵領域疾患は近年激増し、各種画像検査や内視鏡検査による専門性の高い診断力と治療技術の確立が求められています。特に膵癌は、診断時に切除可能な症例は三割程度、五年生存率はStage気膿巴任任ても約五割、全体では一割以下という非常に予後不良な疾患です。このため早期診断法の確立が急務であり、US、CTで指摘された膵管拡張や膵嚢胞性病変などにMRCPだけでなく積極的に超音波内視鏡検査を施行し、穿刺吸引細胞組織診などから早期診断を可能とする体制作りに取り組んでいます。
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 消化器癌の化学療法は近年大幅に進歩し、特に分子標的薬の登場以降は、既存の殺細胞性抗がん剤を用いた治療法と比べ劇的に効果が向上しています。一方で、皮膚障害、末梢神経障害といった新しい副作用も認め、適切に管理しつつ長期に治療継続するための工夫が求められています。当科では二〇一六年に消化器癌の化学療法を専門的とする外来を設立し、食道癌、胃癌、小腸癌、大腸癌、胆・膵癌などの全身化学療法を積極的に行っています。
教   育    
 当講座は、消化に関わる多種類の臓器を担当しているため疾病数も多く、さらに内視鏡技術などを用いた処置も多いため、正しい診断・治療を施せることが大切ですが、それだけではなく患者さんの心のケアもできるような人間的に魅力あるレジデントおよび医局員の育成に努めています。研究面では、海外への留学の機会も提供し、世界的視野をもった医師となれるよう、支援をしています。学生教育に関しては、本学の学生だけでなく、海外や他学からの学生も積極的に受け入れ、診断能力だけでなくプレゼンテーション能力の向上にも取り組み、総合力の高い医師の育成に努めています。











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