社団法人東京慈恵会医科大学 同窓会

 
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2018年03月25日 大学講座シリーズ「救急医学講座」
講座担当教授  武田 聡


歴   史 
 本院の救急部は平成11年6月に発足し、同年9月から本格稼働している。救急医学講座は平成17年5月に小川武希教授を初代主任教授として設立された。当時は9名の救急医での船出であった。柏病院は小山勉教授が陣頭指揮に当たられた。平成18年11月には、救急医学講座開講記念祝賀会がホテルオークラで盛大に開催された(写真1)。平成28年4月には武田聡が二代目主任教授を拝命して、現在に至っている(写真2)。現在は19名の救急医と5名の救急科レジデントが在籍して、慈恵四病院での救急診療や教育・研究を担当している。また新専門医制度が始まる来年度には、さらに5名の救急科レジデントが加わる予定である。
救急診療     
 本院は平成17年当時4,000台程度だった年間救急車収容台数が、現在は倍の8,000台程度まで増加しており、救急車の収容台数では大学病院としては日本で一、二を争うまでになった。救命救急センターではないものの一次救急から三次救急までをカバーするER型救急として、大瀧佑平医局長を中心に着実な成果を上げ地域の信頼を得てきた。柏病院は平成24年に救命救急センターとして認可され、卯津羅雅彦救命センター長・教授と奥野憲司救急診療部長・准教授が中心となり、平沼浩一医局長と共に地域の救急医療の砦としての役割を果たし続けている。�[飾医療センターには平成20年(当時は旧青戸病院)から行木太郎講師を派遣して、救急診療をおこなっている。平成24年には新病院となり救急医療が病院の柱の一つとなり、今後の更なる充実が期待されている。第三病院には平成29年から大谷圭准教授を派遣して、救急診療への更なる充実を目指している。派遣から一年で救急車の収容台数や応需率の向上を認め、着実な成果を上げている。
教育・研究   
 学生教育では、医学科、看護学科、看護専門学校の救急医療についてはもちろん、災害医療についても担当している。毎年入学直後の全学生を対象に、心肺蘇生法、AED使用法の実技講習を行い、医療者としての自覚を持たせるように指導している。また慈恵四病院でのスタッフ教育についても、講座を上げて取り組んでいる。救急医学講座のスタッフが中心に運営する「慈恵CPR教育委員会」が中心となり、四病院でのBasic Life Support(BLS)やImmedia-te Cardiovascular Life Support(ICL-S)などの蘇生教育はもちろん、院内心停止を予知予防するRapid Resp-onse System(RRS)の導入や指導、さらに院内緊急気道対応のためのJi-kei Airway Manag-ement course for Patient safety(JA-MP)の開催など、慈恵四病院が安全で信頼される病院であり続けられるための患者安全教育を、平成16年から地道にも着実に続けてきた。今後もこの学生やスタッフへの患者安全教育も、我々救急医学講座の使命と捉え引き続き推進していきたい。また研究については、蘇生に関わる研究を中心に、救急医療全般に関わる研究や災害医療に関わる研究など、幅広い研究をおこなっていきたいと考えている。
災害時対応    
 平成23年の東日本大震災時には3月21日から4月30日まで福島や宮城への災害医療支援を主導した。また慈恵四病院は全て災害拠点病院であり日本DMATの災害派遣チームを有しており、平成29年9月の関東東北豪雨による常総市の水害では、柏病院から救急医学講座スタッフが中心となった日本DMATチームを派遣して、現場活動をおこなった。また平成28年4月の熊本地震の時にも、日本DMATチームの派遣要請は無かったものの、救急医学講座として同窓会本部の支援を受け、熊本の慈恵OBの先生方を訪問した。慈恵には2台の病院救急車と1台のDMAT車を所有しており(写真3)、今後も災害時の対応も我々救急医学講座の大切な役割と考えて、少しでも皆さんのお役に立ちたいと考えている。
社会貢献・国際交流
 救急医学講座では、平成16年から継続して心肺蘇生法AED使用法についての市民公開講座を定期的に開催している。昨年からは慈恵のアウトリーチ事業の一つとして、港区内の小学校中学校での心肺蘇生法AED使用法も担当している。また国際交流に対しても積極的に取り組み、現在年間20名以上の海外からの留学生を受け入れている。さまざまな科の医師が出入りする救急部はその国の医療を学ぶのに非常に適していると考えており、今後も積極的に海外からの留学生を受け入れていきたい。
今後について   
 平成28年8月には本学救急医学講座土肥謙二准教授が昭和大学救急医学講座の主任教授に就任され、講座スタッフの交流も始まった。また皆さまご存知の通り、本院では西新橋再整備計画が進められており、新救急部は中央棟一階(現在の健診センター)に移動予定で、現在新救急部の設計がおこなわれている。慈恵四病院の救急部・救急救命センターが、皆さんから信頼されお役に立てるように、救急医学講座として不断の努力を続けていくので、引き続き皆さんのご指導ご鞭撻をお願いしたい。










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