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東京慈恵医科大学同窓会

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2018年06月25日 第39回東京慈恵会医科大学附属病院医療連携フォーラム開催

 夏季セミナーの前身は、昭和36年12月に同窓会主催で始まった学術講演会である。翌年8月に第1回夏季大学として4日間開催されたのを皮切りに同窓会主催で昭和52年8月まで16回開催された。その後しばらく休会していたが、昭和55年8月に慈恵大学セミナーと名称を変え、1日間と期間が短縮され、第1回が開催された。この数年間東京慈恵会医科大学と同窓会、慈恵医師会が共催していたが、昭和59年から港区医師会も共催になった。昭和57年から主催を東京慈恵会医科大学生涯教育セミナーとした。第2回目から名称を慈恵大学夏季セミナーと変更し、現在に至っている。
 創立100年を記念して生涯教育センターが設置された。この生涯教育センターの役目として、大学には本来教育と研究の使命を課せられているとともに、大学の附属病院は地域の医療センターの役割も明記された。教育も学生の教育は言うまでもなく卒業生に対しても使命を果たす必要があることである。つまりは、進歩発展した医学の知識をよく理解できるように、優しく解説するような講座を卒業生および地域医師会の方々のために開放すべきとの理念がある。
 近年、大学病院を取り巻く環境も急速に変化してきた。その理念を継承しながら、卒業生や医師会の先生方などから積極的に患者さんを紹介していただく機会を設けなければならない。よって、今回から、地域との密なる医療連携の構築を目的として、従前より開催していた慈恵医大夏季セミナーを「東京慈恵会医科大学附属病院医療連携フォーラム(旧慈恵医大夏季セミナー)」として開催することにした。講演の後、2号館で懇親の場を設けることにし、三科ほどの診療科紹介ブース設置を行うことにした。主催は東京慈恵会医科大学生涯学習センターと東京慈恵会医科大学附属病院患者支援・医療連携センタ―で、共催は慈恵医大同窓会・慈恵医師会・港区医師会であり、今回の講演の関係で私立大学等研究ブランディング事業も加わった。是非ともご参加いただきたい。
(生涯学習センター長 安保雅博記)

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