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東京慈恵医科大学同窓会

最新情報


2018年06月25日 慈恵医大女性医師キャリア支援室活動報告

1年間の行事をふりかえって
同窓会女性医師対策委員会担当理事 島田千恵子

 今回は平成29年度に女性医師キャリア支援室主催で開催された様々なイベントを振り返ってみたい。
 7月の復職支援後援会『あきらめない働き方・生き方―長く永く―』では、大阪大学武田佐知子名誉教授が結婚・出産・研究の両立から紫綬褒章受章までの経験談をご講演いただいた。9月の『子育てパパママ医師交流会』では子供同伴で子育て世代の医師が集い、短時間勤務子育て経験談も披露された。11月の『女子学生と女性医師の交流会』では首都大学東京白川崇子教授(昭62)より女性医師の家庭と仕事で必要なノウハウを楽しくご講演頂き、女子学生が先輩医師とふれあい人生設計を話しあった。同月のタイムマネジメントセミナー『時間泥棒にならないために 定時帰宅のすすめ』では、神戸大学岩田健太郎教授よりチームとして時間を管理し限られた時間内で医療の質を最大限に高める努力の必要性が提唱された。さらに本年1月のシンポジウム『大学医学部における復職支援を含む女性医師支援の取り組み―本学の現状との比較から必要な施策を考える―』では奈良県立医科大学須崎康恵講師、東邦大学片桐由紀子教授より大学全体でのワークライフバランス推進と保育施設の拡充、女性研究者の増員をめざした研究支援員の配置などが紹介された。
 各先生方の姿勢やご意見、他大学の取り組みなどいずれの講演も興味深く採長補短すべきと考える。ただ、大変有意義なイベントであるにもかかわらず参加者が少なく残念な限りであり、学内に限らず同窓の先生方にも色々なイベントに関心を寄せて頂きたいと切にお願いする。

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