トップページ

東京慈恵医科大学同窓会

最新情報


2018年10月25日 森山 寛名誉教授
日本耳鼻咽喉科学会理事長に再選される


 森山寛名誉教授(昭48)は、平成30年5月の日本耳鼻咽喉科学会総会ならびに理事会において、引き続き第17代日本耳鼻咽喉科学会理事長として再選された。2年の任期である。
 日本耳鼻咽喉科学会は16の関連する学会を有し、総会員数約11,000名、耳鼻咽喉科ならびに頭頸部外科学に関連する全ての組織を統括する学会である。先端研究の推進、高度・先進医療の開発実践への協力などの「学術の振興」、「良質な専門医の育成」、「信頼できる医療の提供」を三本柱とし、高齢化社会への貢献、女性医師参画の更なる推進なども積極的に活動を行っている。日本耳鼻咽喉科学会は慈恵医大にも極めて縁が深い。本学耳鼻咽喉科学講座初代教授の金杉英五郎先生(慈恵医大初代学長)により結成された「東京耳鼻咽喉科会(明治26年2月発足)」が日本耳鼻咽喉科学会の源流であり、まさに本学耳鼻咽喉科学教室から発生したと言っても過言ではない。
 森山名誉教授は、本学耳鼻咽喉科学講座の第6代主任教授(平成4年〜25年)であるとともに、附属病院長を3期9年間(平成16年〜25年)務められるなど、大学・病院の発展に大きな貢献をされた。日本耳鼻咽喉科学会においては、理事(平成12年〜18年、平成20年〜26年)、副理事長(平成22年〜26年)を歴任し、平成28年度からは第17代理事長として学会の発展に尽力されてきた。その活動は多岐にわたり、学術振興、専門医育成を含む教育の推進、人材育成、社会医療関係の充実、信頼される医療の提供等々、多くの事を実践してこられた。この功績と指導力が評価されこのたびの再選に至った。
 森山名誉教授には、今後も全国の耳鼻咽喉科医の指導者として手腕を発揮し、耳鼻咽喉科界全体が更に発展するための改革・実行を行って頂きたい。耳鼻咽喉科学講座一同、全力で森山名誉教授をサポートしていく所存である。同窓諸先生におかれましても温かいご支援を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。
(耳鼻咽喉科学講座医局長 山本和央記)

top