社団法人東京慈恵会医科大学 同窓会

 
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2019年02月25日 退任記念講義を終えて
内科学講座 糖尿病・代謝・内分泌内科
医学科長・教学委員長
宇都宮一典教授


演題「私の歩んできた道 ― 糖尿病合併症の抑制を目指して」

 昭和54年(1979年)に本学を卒業して40年が経ち、平成31年3月をもって、定年退任を迎えることになりました。この間、いろいろな経験をしながら、臨床医、研究者あるいは教育者として、自分自身が成長してきたプロセスを振り返るとき、いつの間にか流れた長い時間に深い感慨を覚えます。講座担当教授としての在籍期間は九年間と短いものでしたが教育、研究、診療のあらゆる面で非常に凝縮した時間を過ごすことができました。中でも、教学委員長として新たな教育制度の構築を主導できたこと、日本糖尿病学会の年次学術集会を会長として開催し、至巧を凝らしたプログラムに好評を博したことは忘れられない思い出になるでしょう。
 教授在任中、とりわけ心血を注いできたのは教室の人材育成で、教室員に私の持っているもの総てを譲り、その上で私を乗り越えて欲しいと、毎日それのみを考えて接してきました。彼らにとって、教室に在籍したことが一生涯の財産になるようにと願ったのです。教室員はよく勉強し、私の思いに応えてくれました。名実ともにこの領域では、我が国を代表する教室になったと自負しています。一方で今後、学生諸君や若い教室員の手を取って教えることができないことへの淋しさも禁じえません。本学は日本の医学史、医療史の中で独自の位置を占め、特筆すべき顕著な足跡を残してきました。伝統に求められることは、時代と共に変化します。その検証と不断の刷新によって、本学が一層の発展を遂げることを祈ってやみません。
 最後に私が不明の都度、私の前途に灯を掲げ、進むべき道を示して下さった多くの先輩方、素晴らしい同僚と後輩達、そして患者さんとそのご家族に、心からの感謝を申し述べます。










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