社団法人東京慈恵会医科大学 同窓会

 
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2019年05月25日 大学講座シリーズ
「ウイルス学講座」
講座担当教授 近藤 一博


【沿革】
 ウイルス学講座の歴史は、その前身である細菌学教室にさかのぼり、明治22年本学が成医学校と呼称したとき医学士坪井次郎先生が細菌学の講義をしたことに始まります。その後、明治43年、綿引朝光先生が本学最初の細菌学専任の教授となり、細菌学教室を設立しました。大正14年綿引教授の後任として、後年学長となった寺田正中先生が教授となりました。昭和33年には富井武寛先生が教授となり、昭和40年には近藤勇先生が教授となりました。近藤先生の時に、細菌学講座は後の細菌学講座である微生物学講座第二と、後のウイルス学講座である微生物学講座第一に分かれました。昭和56年には大野典也先生が微生物学講座第一の教授になりました。平成15年から近藤一博が微生物学講座第一講座担当教授となり、平成19年より講座名称がウイルス学講座に名称変更され、現在に至っています。

【教室員】
 講座のメンバー(写真1)は、教授の近藤一博、講師の小林伸行、助教の嶋田和也、岡直美, 盒極禝檗研究補助員の酒井依子、三木怜奈、研究技術員の石井梓が在籍しています。

【教育】
 ウイルス学の教育としては医学科3年生を対象としたユニット「ウイルスと感染」と「ウイルス学実習」を担当し、ウイルス感染症の基礎と、ウイルスと生体との関わりに関する講義と実習を行っています。少人数の演習による「感染免疫テュートリアル」も担当し、ウイルス学に対する深い理解を促すように努めています。また、学生に対して研究の魅力を伝えることを目的としたEar-ly Research Exp-osureや研究室配属にも積極的に取り組み、ウイルス研究の魅力をつたえる努力を行っています。看護学科や看護専門学校でのウイルス学の講義も行っています。

【研究】
 本学のウイルス学講座の研究内容は、他大学のウイルス学講座とは趣がかなり異なっています。もともとウイルス学は、ウイルス感染症に対する研究と、ウイルス研究を通じて生体のメカニズムを解明するという研究に大別されていました。本学のウイルス学講座では、「疲れるとヘルペスウイルスが再活性化する」という現象を手がかりに後者の道を押し進め、疲労や、疲労によって生じるうつ病のメカニズムの解明や予防・治療法の開発を行っています。疲労研究は、本学にとって伝統的な研究課題で、その源流は、後に学長となった名取禮二先生が、昭和24年に戦前からの学術研究会議の体力研究班・疲労研究班・生活科学研究班を母体とした日本体力医学会を設立されたことに遡ります。平成17年には、この本学の疲労研究の流れと文部科学省疲労研究班などの研究者が合流することで、日本疲労学会が設立され、事務局が本学ウイルス学講座に設置されました。また、第1回の大会が本学で開催されました(写真2)。
 このような歴史を背景に、疲労研究は全学的な研究課題として進められ、文部科学省の私立大学戦略的研究基盤形成支援事業や私立大学研究ブランディング事業の援助を受けることができました。ウイルス学講座がテーマとして掲げる疲労のメカニズムの解明や、うつ病の予防・治療法の開発も、完成まであと一歩というところまで迫っています。










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