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東京慈恵医科大学同窓会

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2019年06月25日 同窓会会長就任挨拶

 令和元年5月11日、第65回通常総会において慈恵医大同窓会の会長に選任されました昭和54年卒の穎川一信でございます。高橋紀久雄前会長の跡を引き継ぎ、身の引き締まる思いです。
 同窓会の目的は会則第4条に「会員相互の親睦と研修による知識の増進を図るとともに、東京慈恵会医科大学と連絡協調して医学・看護学並びに医学・看護学教育の充実発展を期する」と記されている。この目的を達成するために、同窓会員を思い、同窓会員のために、そして、大学に協力、支援することに尽力していく所存であります。また、多方面で活躍している江本秀斗君(昭54)と慈大新聞に精通している武石昌則君(昭56)を副会長に置き、経験豊富な監事と若手の理事によって新体制をスタートすることができました。
 先ず同窓会が健全な運営をしていけるために、整理実施することとして、
1.財政の安定
 新同窓会となって7年になります。社団法人解散時には無一文となり、かなり不安でありましたが、会員の皆様の温かいご支援とご協力のお蔭で、解散前の財産にはまだ達していませんが、安定な財政であるまでになりました。10年分会費納入のお蔭で、後五年は単期黒字決算が望めますので、少しでも解散前の財政に持っていきたいと考えています。
2.慈大新聞とホームページのさらなる充実
 同窓会員に迅速に情報を伝えるために、広報委員の充実、編集者の育成とホームページ担当者に若手理事を複数起用し、会員が手軽に利用できるホームページの構築を図ります。
3.大学への支援と協力
 大学の西新橋キャンパス再整備計画は順調に進んでおり、新外来棟、北棟(仮称、小児・周産期センター)が令和2年の年頭には稼働します。その事業に対して同窓会はなにができるかを考慮しつつ、協力と支援に努めてまいります。
 同窓会はもうすぐ設立100周年、大学は創立140年の歴史と伝統を擁し、そして総数8千名にもおよび会員を擁する同窓会の会長として、その責任の重さに身が引き締まる思いが致します。現在、会員の半数以上が平成卒で、それに合わせて理事も半数以上が平成卒となりました。同窓会役員はかなり若返り、会長はじめ理事たちも若輩ものではありますが、全員で考え、全員で行動し、慈恵医大及び慈恵医大同窓会の歴史と伝統を継承し、将来の担い手を育てつつ努力してまいる所存であります。今年は高木兼寛先生生誕170年にあたり、記念行事が大学、宮崎市で行われます。引き続き会員の皆様のご支援とご協力、ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

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