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東京慈恵医科大学同窓会

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2019年11月25日 第136回成医会総会を終えて
成医会運営委員長 柳澤裕之


 令和元年10月10日(木)・11日(金)の両日、第136回成医会総会が開催された。初日には評議員会と総会が開かれた。評議員会では、落合和彦慈恵医師会長から慈恵医師会研究奨励賞が受賞者に授与された。総会では、松藤千弥会長の開会の辞の後、物故者に黙祷を捧げた。また、決算報告を含めて全ての議案が承認された。
 学術プログラムでは、1日目には井田博幸教授(小児科学講座)および籾山俊彦教授(薬理学講座)が特別講演を行った後、「新病院・新外来棟オープンに向けて」と題したシンポジウムが開かれた。西新橋再整備計画の柱である新病院・新外来棟のオープンが2ヵ月半後に迫る中、7名の学内演者による時宜に即した貴重な提言がなされた。
 2日目には若手学外研究員の留学報告の後、馬目佳信教授、中村敬教授、谷諭教授、近藤一郎教授による宿題報告が行われた。続いて、「臨床研究法の現状と展望」と題したパネルディスカッションが行われた。5名の演者による、臨床研究法の概要やその課題、及び慈恵医大における臨床研究の現状についての話題提供の後、フロアも交えた活発な議論が行われた。
 また、2日間にわたって計61題の一般演題も報告された。この中から、3題が優秀ポスター発表賞に選出・表彰された。このうち2題は医学科4年生が筆頭演者であった。
 最後に、2日目のパネルディスカッション終了後、カフェテリアリーベにて懇親会が催され、令和最初の成医会総会は盛会のうちに終了した。
(成医会運営委員長 柳澤裕之記)

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