社団法人東京慈恵会医科大学 同窓会

 
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2019年12月25日 新外来棟・母子医療センターのオープンにあたって
東京慈恵会医科大学附属病院 院長 井田 博幸


 新外来棟・母子医療センターが2020年1月4日にオープンを迎えます。オープンにあたり設計・建築・運用に尽力いただきました皆様に慈恵大学病院を代表いたしまして心より感謝申し上げます。
 新外来棟は“患者さんに優しい外来”、“メディカルスタッフが働きやすい外来”、“高度医療・未来医療に対応できる外来”をコンセプトに設計されています。ゆったりとしたスペース、ユニバーサルデザインを基本にしたサイン計画、関連する診療科を近接して配置したゾーニング、外来ブースをフレキシブルに運用するフリーアドレスシステム、ハイブリッド手術室・高性能MRI/CT・PET―CT、トモテラピーなどの最新医療機器、細胞治療・再生医療・遺伝子治療に対応するCell Pro-cessing Facilityなど様々なアイデアが新外来棟には散りばめられています。
 母子医療センターはN棟に開設され、新外来棟とは2層の空中通路で結ばれます。産科部門においては六床のMFICUを新設します。また合併症妊娠管理・無痛分娩など質の高い周産期医療を実践します。小児部門においてはNICU・GCU・PICUをそれぞれ12床、24床、8床に増床します。また、センター内で造血幹細胞移植が可能になるようハイレベルな無菌室を新設します。“複雑化・高度化する小児周産期医療に対応できるセンター”、“母子に対して包括的医療を提供できるセンター”が母子医療センターのコンセプトです。
 新外来棟・母子医療センターのオープンは慈恵大学病院が新たなステージを迎えた事を意味しています。慈恵大学病院は新たなステップを踏み出しますが、そこで行われる医療は“病気診ずして 病人を診よ”の建学の精神に基づく患者さん中心の医療、そして慈愛の心を基本とする患者さんに寄り添う医療という慈恵大学が培ってきた精神をベースにした医療です。新外来棟・母子医療センターのオープンにあたって慈恵大学病院に慈恵大学の精神を吹き込むよう尽力いたしますので、引き続き皆様のご支援をよろしくお願い申し上げます。










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