社団法人東京慈恵会医科大学 同窓会

 
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2019年12月25日 慈恵医大女性医師キャリア支援室活動報告(その17)

 平成29年4月より同窓会広報委員会の御協力を賜り、女性医師キャリア支援室活動報告を隔月掲載してきた。今回から、本学の各診療部・講座における女性医師の現況やキャリア支援に対する取り組みなどにつき、順番にご寄稿をお願いし連載を開始することとなった。同窓の先生方にも是非ご一読いただき、ご意見ご感想等お寄せいただければ幸いである。

産婦人科における女性医師就労支援への取り組みについて
産婦人科学講座担当教授 岡本愛光    
産婦人科学講座助教 楠原淳子(準平16)

 産婦人科は分娩や手術など比較的労働時間が長くかつマンパワーを要する分野であるが、この10年間で医局員全体の20%だった女性医師数は現在では40%となり、女性医師の就労支援に講座として積極的に取り組んできた。
 女性医局員数の増加とともに、妊娠や出産などのライフイベントを経てもキャリアを継続することが可能な勤務体制の構築が必要となる。診療技術の確立した女性医師の復職および勤務継続は重要であるという認識のもと教授自らが「育ボス」(部下の育児参加に理解を示し支援する上司)となり、医局全体が将来を見越して意識改革を行ってきた。妊娠中の当直免除といったルールの周知から、研究を継続できる体制、各ミーティングのオンライン参加といったシステムの構築、副医局長として育児中女性医師の起用、また附属4病院や関連病院でも働き方の選択肢を設けた。結果として、育児休業後の復職率は高くなり、各病院での女性医師の割合に大きな偏りはなく、さらには育児中の女性医師の所属勤務先の割合も全体の4割(25施設中10施設)に増加した。
 一方で女性医師が、ジェンダーや子育てなどに捕らわれずにキャリア形成を構築できる様に、同窓の女性医師との懇親会によるキャリアの模索を行える機会を設け、育児中の女性医師にも大学院や国内・海外留学の選択肢を広げている。最近では産科領域や腫瘍領域といった、今までは女性が少なかった分野でも指導者として活躍する女性医師が増えている。
 来年度より総合母子周産期センターとなり、昼夜を問わない高度な医療体制と働き方改革という相反する課題を前に女性医師の就労支援を含む新たな勤務体制の構築が課題である。










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