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東京慈恵医科大学同窓会

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2013年06月25日 医学科3年 広川恵理沙さん
日本生理学会大会においてJunior Investigator’s Awardを受賞


 本学医学科三年生(現医学科四年)広川恵里沙さんが第九十回日本生理学会大会(平成二十五年三月二十七〜二十九日、タワーホール船堀)において、「Junior Investigator's Award」を受賞した。
 この賞は、学部学生が筆頭演者となっているポスター演題発表の中から、特に優れた発表演題として選考されたものである。
 発表演題のタイトルは「拍動心臓における心筋細胞内2+Caのリアルタイムイメージング」であり、細胞生理学講座福田紀男准教授の指導の下、得られた成果である。これまで単離心筋細胞や筋組織標本では可能であったものの、拍動する心臓そのものでは観察が困難であった心筋細胞内2+Caの動態をリアルタイムに捉えることに成功した。広川さんは学部二年生の時から、授業の合間に細胞生理学講座に出入りして、本研究を開始し、学部三年生の六週間の研究室配属時に、さらに研究を進展させた。発表では学会の高名な先生方の質問にも堂々と適確に答えている様子がとても印象的であった。これからの活躍が大いに期待される。(細胞生理学講座担当教授・南沢 享)

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