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東京慈恵医科大学同窓会

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2013年10月25日 斎藤博久君(昭52)日本アレルギー学会理事長に就任


本学昭和52年卒で小児科学講座客員教授の(独)国立成育医療研究センター研究所副所長の斎藤博久君が平成25年6月4日に開催された(社)日本アレルギー学会理事会において第七代目の理事長に選出された。(社)日本アレルギー学会は会員数10,102人(平成25年4月30日現在)が在籍し、アレルギー専門医制度を有し、内科、小児科、皮膚科、耳鼻咽喉科、眼科、基礎医学の会員で構成されている。
 斎藤君は私学出身では初めての理事長であり、また小児科医としては二人目である。同君は1985〜88年までIg-Eを発見した石坂ご夫妻のJohn Hopkins大学の臨床免疫学教室に留学され、その後、現在の国立成育医療研究センターの前身の国立小児病院小児医療研究センター時代から免疫アレルギー研究部長を長年にわたり務め、現在までにアレルギー関係の国際的な論文数は日本でもトップクラスである。今回の理事長就任は以上のような先生の長年にわたるアレルギー学への貢献が評価された結果と考えられる。
 7月29日に帝国ホテルにおいて斎藤君の理事長の就任をお祝いする会を小児科・アレルギー研究班で主催し、来賓として世界アレルギー機構Pawankar理事長、日本アレルギー学会岩本常務理事をお招きし、井田博幸小児科学講座担当教授、高橋紀久雄同窓会長(小児科学講座OB)、同窓、現教室員、同君の指導で博士号を取得した耳鼻科の方々など、総勢約五十名が参加した。和やかな雰囲気でご来賓をはじめ、多くの参加者からお祝いの言葉を頂き、理事長として今後の更なるご活躍を祈念し散会となった。
(海老澤元宏記)

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