トップページ

東京慈恵医科大学同窓会

最新情報


2013年12月25日 小林正之客員教授
厚生労働大臣表彰受章


 小林正之客員教授(昭42)が、平成25年10月25日に中央合同庁舎第五号館講堂において厚生労働大臣表彰を授与された。本表彰は社会保険診療報酬支払基金の審査に貢献した功績に対して贈られるもので、今年度の表彰者数は中央の特別審査委員会から6名、都道府県審査委員会から74名の、計80名とのことである。
 慈恵医大本院の中検部長として勤務されていた平成8年11月に社会保険診療報酬支払基金特別審査委員会委員に就任され、平成18年に血液腫瘍内科教授・総括責任者、柏病院内科・中央検査部総括責任者兼務として慈恵を定年退職された後も平成24年10月まで計16年間特別審査委員会委員としてご活躍された。現在柏市立介護老人保健施設「はみんぐ」の施設長を務めている。
 教授の専任審査部門は血液疾患、特に血友病など凝固関連疾患で、40万点以上の高額診療報酬請求を審査されていた。この間の審査について、教授は「医学の進歩は目覚ましく、適正医療か過剰診療かの判定基準も日々刻々と変化するため、判断に苦慮する場面も多々あったが、多くの先生方および審査委員会事務局の支援を得て、何とか無事に職務を全うすることが出来ました。」また「今回、この様な栄に恵まれたのも、大学から審査委員として推挙して頂いたこと、そして常日頃から大学にご支援を頂いた賜物と、心より感謝致しております。」と話されていた。
 小林教授、誠におめでとうございました。(穎川一信記)

top