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東京慈恵医科大学同窓会

最新情報


2014年01月25日 慈恵を愛そう
同窓会会長 高橋 紀久雄


 慈恵医大同窓会会員の皆様、あけましておめでとうございます。
 同窓会が一昨年5月に新たに設立されて以来、1年半余りが経過しました。この間に設立資金募金をお願いしましたところ、会員個人のみならず全国の支部、クラス会、ご父兄の方々その他からご支援を賜りました。おかげさまで昨年6月から新体制となった同窓会の運営を、従来通り滞りなく行うことができ、慈恵医大同窓の結束の固さ、同窓会・大学に対する愛情の深さを改めて実感しております。誠にありがとうございました。
 昨年開催された全国私立医科大学同窓会連絡会での大きな問題は、各校の卒業生の母校に対する定着率であります。各校とも卒業生の愛校心が、年々薄れてきていることに危機感を持っています。幸い本学では平成25年度の研修終了後の定着率は29私立医科大学中第1位でした。しかし最近の傾向を見ると、決して安心できるものではありません。
 思い起こせば関東大震災からの復興以来、本学が幾多の危機を乗り切ることができたのは、一重に先人達の慈恵に対する愛情に他なりません。最近の同窓会活動をみますと、全国で開催される支部総会、ブロック会、クラス会、運動部を中心にしたクラブのOB会、出身高校の同窓会など、年々様々な分野での活動が増加し、かつ活発になっています。これらは慈恵大学で学び、慈恵大学で育てられた仲間であるという意識が強くなったからだと思います。これらの個々の活動を集約することが出来れば、自ずと慈恵を愛する気持ちが強くなり、本学のさらなる発展につながると信じます。
 大学は昨年から栗原理事長・松藤学長・丸毛病院長による新体制になりました。今後10年先、百年先を見据えた壮大な計画があるやに聞いております。同窓会がいかに支援・貢献できるかは、会員ひとりひとりの慈恵を支えるという気持ちにかかっていると思います。今後とも本学の発展のために、更なるご協力をお願い申し上げます。
 本年も会員の皆様にとって良い年になりますよう祈念しております。

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