東京慈恵医科大学同窓会
最新情報2014年01月25日 本院新外来棟建築へスタート
附属病院院長 丸毛 啓史
新年あけましておめでとうございます。
本年は、西新橋キャンパス再整備タスクフォースでまとめた基本構想をもとに、本院新外来棟建築に向けた具体的な一歩を踏み出す重要な年になります。本計画が滞りなく進捗するためには、病院運営が堅調に推移する必要があります。そのためには、本年も、「法令遵守・医療安全管理の徹底」を最優先とし、患者さんから支持される質の高い、安全・安心の医療を提供していきたいと思います。キーワードは、「Team STEPPS（Team Strategies and Tools to Enhance Performance and Patient Safety）」です。
医療のパフォーマンスと患者安全を高めるため、チームで取り組む戦略と方法を実践し、良好なチームワークを意識しながら、一層の医療安全文化の醸成を目指したいと思います。もう1つのキーワードは、「緩やかなセンター化構想の推進」です。従来の診療部体制を堅持しながら、総合母子健康医療センターの機能拡充を含め、ストロークセンター、腫瘍センター、消化器センター、救命救急センターなどの診療部横断的組織を段階的に構築し、附属病院全体の活性化を図っていきたいと思います。
平成26年度の診療報酬改定は、大変厳しい内容になっておりますが、皆様のご支援とご協力をいただきながら、更なる飛躍を目指していきたいと思います。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
