トップページ

東京慈恵医科大学同窓会

最新情報


2014年07月25日 栗田 正君(昭55)帝京大学ちば総合医療センター
神経内科教授に就任


 このたび平成26年4月1日付で神経内科の栗田正君が帝京大学ちば総合医療センターの神経内科教授に就任された。
 栗田君は本学旧第三内科学教室の出身で、平成元年に学位を取得された後、米国コーネル大学ニューヨーク病院に2年間留学されている。その後、医局派遣勤務を経て平成9年に本院に復帰され、初代神経内科井上聖啓教授のもとで神経内科学教室の設立に向けて尽力された。その成果が実り、平成12年本学に初めて神経内科学教室が開設された。当時医局長を務めていた栗田君のご苦労は大変なものであったと記憶している。
 彼はその後も若手の育成に重点を置いて教室の発展に尽力された。彼の暖かいご指導を受け教室を巣立っていった医局OBは数多くいる。その後、青戸病院神経内科診療部長、青戸病院副院長、柏病院神経内科診療部長を歴任され、このたび帝京大学へ移籍するはこびとなった。
 今回、栗田君が慈恵医大を去られたことは、医局員一同にとりとても寂しく残念な思いである。しかし、本教室から他大学の神経内科教授を輩出するのは初めてのことであり、非常に名誉なことである。
 これまで医局員のみならず、医療スタッフ、医学生達に温かく親身になって接してくださった栗田君が慈恵の心をもって新しい職場でさらに診療、教育、研究にご活躍されることを願うものである。
(医局長 河野 優記)

top