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東京慈恵医科大学同窓会

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2014年08月25日 大石公彦君(平6)の講演会開かれる
「アメリカで医師・研究者としての仕事を目指す若者達へ」


 大石君は平成六年慈恵医大を卒業、平成8年小児科学教室に入局し平成10年遺伝病の研究を行うためにResearch FellowとしてニューヨークのMount Sinai School of Medicineに留学した。基礎研究の実績を上げた後、平成21年レジデント、平成24年フェローとしてトレーニングを受け、現在米国で正式に小児科医・遺伝医として勤務しており現職は
Assistant Professor,Pediatrics,Genetics and GenomicSciences,Icahn Schoolof Medicine at Mount Sinaiである。
 講演は米国で医師として活躍するためのライセンスの話にはじまり、ニューヨークでの自らの十六年の経験とニューヨーク在住の慈恵卒業生の活躍を示し、見聞を広めることの重要性を強調した。アメリカに渡る事は必須で無いけれども意味のあることであり、いつの時代にも誰かが出かけて行ってアメリカの医療および医学との接点を大切にすることが重要であるとのお話であった。
 大石君のもとで短期間ではあるが、留学をした学生のプレゼンテーションもあり、日本以外での臨床へのエクスポージャーの価値を再認識した。50人ほどの学生が聴講に訪れ熱心な質疑応答があり学生の勉学への意欲を感じさせられた。
(昭47・香川草平記)

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