トップページ

東京慈恵医科大学同窓会

最新情報


2015年01月25日 緩やかなセンター化構想の推進
附属病院院長 丸毛 啓史


 新年あけましておめでとうございます。
 本年は、本院新外来棟建築に向けた計画が加速される重要な年になります。
 本院周辺地区は、国の国際化戦略の一環として立ち上げた、東京都の「アジアヘッドクォーター特区」に指定されています。既に虎ノ門ヒルズが開業し、環状2号線が部分的に開通しましたが、2020年の東京オリンピック開催に向けて、様々なインフラ整備が進み、大きく変貌を遂げようとしています。本学・附属病院の恵まれた立地条件を十分に活かすことを念頭に置いて計画を進めてまいりたいと思います。
 本計画が滞りなく進捗するためには、病院運営が堅調に推移する必要があります。そのためには、本年も、「法令遵守、医療安全管理・感染対策の徹底」を最優先とし、患者さんから支持される質の高い、安全・安心の医療を提供していきたいと思います。キーワードは、「Team STEP
PS」です。医療のパフォーマンスと患者安全を高めるため、チームで取り組む戦略と方法を実践し、良好なチームワークを意識しながら、病院の教職員が一丸となり医療安全文化の更なる醸成を目指したいと思います。また、教職員の院内マナーの向上を目指し、引き続き医療現場での指導を行っていきたいと思います。
 もう一つのキーワードは、「緩やかなセンター化構想の推進」です。様々なセンター化構想を段階的に構築する過程で、本年は16H病棟にストロークセンターを開設いたします。救急科、神経内科、脳血管治療部、リハビリテーション科が密に連携し、さらに充実した脳卒中診療体制がスタートします。
 本年も皆様のご支援とご協力をいただきながら、更なる飛躍を目指していきたいと思います。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

top