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東京慈恵医科大学同窓会

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2015年01月25日 池田義雄元教授(昭36)
日本肥満学会「功労賞」受賞


 日本肥満学会の前身は昭和52年(1977)に開始された文部省(現・文部科学省)の総合研究班会議(班長・阿部正和名誉教授・第八代学長)を基盤に、昭和55年に設立された「肥満研究会」であった。学会化は昭和59年であり、本年は第35回を迎えている。「功労賞」の初回受賞者は阿部名誉教授で今回の池田義雄元教授の受賞は本学では2人目、全体では11人目の快挙である。
 池田義雄元教授は研究会の幹事、そして学会理事、学会記録集並びに「肥満症 診断・治療・指導のてびき(平成5年)」の編集委員長を歴任し、平成9年には第18回日本肥満学会会長を務めるなどの業績がある。平成12年に本学健康医学センター健康医学科教授を退任後は現職のタニタ体重科学研究所所長として体脂肪計(体組成計)の開発に尽力するなど、肥満の研究と啓発活動に従事している。この受賞は日本糖尿病学会の坂口賞、日本糖尿病・肥満動物学会の後藤賞に並ぶもので、これまでの肥満学会での活躍が高く評価されたものとして、研究を共にさせてもらった者として喜びを分かち合いたい。
(附属病院客員診療医長・晴海トリトンクリニック 阪本要一記)

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