東京慈恵医科大学同窓会
最新情報2015年09月25日 第１３２回成医会総会
１０月８日（木）・９日（金）両日開催
示説発表は大学１号館学事課前ロビー
平成27年10月8日（木）・9日（金）の両日、第132回成医会総会が大学１号館講堂で開催される。プログラムは、特別講演、宿題報告、シンポジウム、パネルディスカッション、一般演題（示説＝ポスター）で構成されている。
第1日目の特別講演は、?「眼内レンズの進化」常岡寛教授（眼科学講座）、［座長 谷内修客員教授］、?「加齢と呼吸器疾患―細胞老化を中心に―」桑野和善教授（呼吸器内科）［座長 羽野寛名誉教授］である。
シンポジウムのテーマは、「Information and Communication Technology（ＩＣＴ）を医療で活用する―慈恵発、次世代型医療」。座長は谷口郁夫教授（常務理事）、川井真准教授（循環器内科、医療情報室）。?「本学におけるＩＣＴ化の現状」川井真准教授（循環器内科、医療情報室）。?「医学における人工知能2045年問題について」中田典生准教授（放射線医学講座、ＩＴ戦略室）。?「学習するシステムWatson
の最新状況と医療分野での活用事例」元木剛理事（日本アイ・ビー・エム株式会社）」?「ＩＣＴによる慈恵の未来医療予想図」�眸�洋之准教授（先端医療情報技術研究講座）。?「NTTdocomoのＩＣＴソリューションで医療分野の発展へ」有田浩之室長（株式会社ＮＴＴドコモ 法人ビジネス本部 メディカルＩＣＴ推進室）。
第2日目の午前中には「平成27年度医学科海外選択実習報告会」が橋本和弘教授、宇都宮一典教授、福田国彦教授、坂東興教授の座長にて開催される。今年からの初めての試みである。
宿題報告は、?「開心術中外科的虚血再灌流障害の病態解明と新たな心筋保護戦略の確立」森田紀代造教授（心臓外科学講座）［座長 新井達太客員教授］。?「抗がん剤耐性がん細胞に対する耐性克服薬の開発とターゲッティング療法」朝倉正准教授（アイソトープ実験研究施設）［座長 大川清名誉教授］。?「糖尿病性足病変の診断と治療」二ノ宮邦稔准教授（形成外科学講座）［座長 内田満教授］?「集中治療部独立からの展開とデータベースの軌跡」瀧浪將典准教授（麻酔科学講座）［座長 谷藤泰正客員教授］。
パネルディスカッションは今後の慈恵医大の診療面での将来展望を図るべく、医療連携について討議される。「都市型地域医療連携の課題と解決策」を主題として掲げ、座長は落合和彦教授（産婦人科学講座、慈恵医師会会長）と常喜達裕准教授（脳神経外科学講座、患者支援・医療連携センター）の2名である。?「医師会をハブとする都心の地域包括ケア〜地域医療構想を絡めて〜」橋本雄幸先生（一般社団法人港区医師会会長、公益社団法人東京都医師会理事）。?「産業保健と地域医療資源との連携」土肥誠太郎先生（三井化学株式会社本社健康管理室長統括産業医）。?「医療連携における大学医師会の役割」落合和彦教授（産婦人科学講座、慈恵医師会会長）。?「療養環境の最適化をめざして〜ケースマネジメントの質向上が鍵を握る〜」山岸清美師長（附属病院看護部）。?「都市型地域医療連携を担う看護実践者の育成」北素子看護学科長（看護学科）。?「国家戦略特区における都市型医療連携」常喜達裕准教授（脳神経外科学講座、患者支援・医療連携センター）。?「２２歳が考える保健医療２０３５」武者亮佑君（医学科5年生有志）。
46題の一般演題（示説）は両日、大学１号館一階ロビーにて掲示発表される。基礎系、臨床系は勿論、学生からも発表が予定されており、本学のアクティビティーを俯瞰できる絶好の機会である。上位3点には優秀賞が贈与される。本学学術の源流である成医会に多くの方々の参加を切に希望する。
（成医会運営委員長 相羽惠介）
