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東京慈恵医科大学同窓会

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2015年09月25日 斎藤博久会長(昭52)のもと
第64回日本アレルギー学会学術大会開催




 第64回日本アレルギー学会学術大会が、斎藤博久会長(昭52・小児科学講座客員教授、国立成育医療研究センター研究所副所長)の下、盛大に執り行われた。
 同学術大会は平成27年5月26日〜28日、グランドプリンスホテル新高輪で開催され、参加者数は4,717名を数えた。同学会は、内科、小児科、耳鼻咽喉科、皮膚科、眼科など複数の診療科と、基礎医学分野より構成される。領域横断的でありユニークな学会といえる。斎藤君は、会長講演の中で、自身の留学体験(IgEを発見した石坂公成・照子ご夫妻が主宰する米国John Hopkins大学免疫学教室に留学)をベースに、近代アレルギー学の歴史と、未来の展望を述べた。格調高く印象深い内容であった。
 学会自体、一般演題(口演、ポスター)におけるディスカッションが従来に比して明らかに重視されており、各診療科・研究分野の参加者から多くの賞賛の声を聞いた。将来、マイルストーン的学術大会として評価されるのではないだろうか。斎藤君の今後の益々のご活躍を祈念するものである。
(第三病院小児科診療部長 勝沼俊雄記)

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