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東京慈恵医科大学同窓会

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2016年01月25日 父兄会秋期総会開催

 平成27年10月31日、大学1号館(三階)講堂において、父兄会秋期総会が開催された。当日は320余名という大勢のご父兄が参加され、会場には多くの補助いすが用意された。
 最初に、片山晃副会長司会の下、高見澤重隆会長よりここ数年で行われてきた父兄会の取り組みについて報告があった。奨学金貸与人数を10名に限定せず必要に応じて増やせるようにしたこと。電子図書増設のために費用を負担したことや、学生が使うためのコピー機を購入したこと。来年度から新入生に小説「白い航跡」を配布することなどが報告された。また本年度より父兄会費が3万円減額されたことや、初年度となる今年は、トラクターの修繕費、ウォーターサーバーの設置・運用費用、部活動への支援として総額120万円の援助金を供出した。この援助金は今後も毎年、学生会からの要望に応じ、そのつど見直しを加えながら継続的に支出していく予定である。
 続いて議事が行われた。かねてより議題に上がっていた「父兄会」の名称問題について、全会員からのアンケート結果が報告された。「保護者会」が「父兄会」や「父母会」の倍以上の票数を集めたが、最終的な決定は来春以降の総会に持ち越されることとなった。
 議事に引き続き、大学側からお言葉をいただいた。初めに松藤千弥学長より学生教育についてのお話しがあり、そこでは能動学習の重要性について強調された。ICTの普及により従来の詰込み型知識は必要とされなくなり、知識の応用や解決力を身に付けることが大切であると話された。宇都宮一典教学委員長からは、新カリキュラムが施行され本年度より四年生に行われることとなった共用試験では全員が良い成績で合格したこと、6年生の初期研修マッチングでは6割の学生が本学附属病院で研修し、4割が外の病院に出ることなどが報告された。竹森重学生部長からはSNSを使った不適切なやり取りに関する話題が取り上げられ、その問題点が説明された。最後に栗原敏理事長、谷口郁夫常務理事から大学の事業や財務状況などについてのお話があり、その後閉会となった。閉会後は大学1号館四階学生ホールに場所を移し懇親会が催された。
(父兄会会長 高見澤重隆)

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