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東京慈恵医科大学同窓会

最新情報


2016年03月25日 第91回医学科
第21回看護学科
卒業式挙行される


 平成28年3月4日(金)午後1時30分から中央講堂に於いて東京慈恵会医科大学医学部第91回医学科・第21回看護学科卒業式が挙行された。卒業生は医学科107名、看護学科40名であった。当日は、好天に恵まれ、会場は多数の教職員、同窓、学生、父兄の参加を得て満席となった。音楽部の管弦楽団が「威風堂々」を演奏する中、松藤千弥学長を先頭に栗原敏理事長、橋本和弘医学科長、北素子看護学科長、名誉教授、高橋紀久雄同窓会長、高見澤重隆父兄会長が入場され厳粛に卒業式が開始された。国歌斉唱の後に松藤学長より卒業生一人ひとりに卒業証書(学位記)が授与され、会場から温かい拍手が送られた。
 続いて成績最優秀者に贈られる慈大賞が松藤学長より宮川牧子さん(医学科)と新井萌子さん(看護学科)に授与された。また、同窓会賞が高橋同窓会長より広川恵里沙さん(医学科)と指宿智美さん(看護学科)に、父兄会賞が高見澤父兄会長より海老原央君(医学科)に授与され、更に日本私立看護系大学協会長賞が、泉詩央理さん(看護学科)に授与された。
 橋本医学科長と北看護学科長より平成27年度学事報告が行われた後に、松藤学長より式辞が述べられた。「医学・看護学を深く理解して欲しい、謙虚であることを忘れないで欲しい、予測困難な未来に備えて欲しい」(全文二面掲載)と医療人としての三つの心構えについて述べられた。その後に栗原理事長より「卒業生の皆さんは無限の可能性を秘めており、例え困難な時を迎えても、必ず乗り越えられるという信念を持って、それぞれの人生航路を力強く歩んで頂きたい」(全文二面掲載)と祝辞が述べられた。会場が感動の渦につつまれる中で、医学科卒業生を代表して宮川牧子さんより「臨床の現場で自分自身の無力さを痛感した時、患者さんから温かい言葉をかけて頂き、私達がいかに期待されているか肌で感じました。期待に応えられるよう医師として研鑽を積んで参りたい」と決意に満ちた謝辞が述べられた。続いて看護学科卒業生を代表して、新井萌子さんより「東日本大震災より5年が経過し、災害時の医療の重要性が増す中で、様々な健康レベルにある方々に対して、看護職として力になれることを最大限に模索し、医療者として社会への貢献に努めてまいります」と謝辞が述べられた。
 続いて、平成27年度に最も充実した活動を行ったクラブに贈られる樋口一成記念杯について学生代表の渡邉こころさんから選考経過と受賞クラブが発表され、運動部門(バスケットボール部〈男子部〉)と文化部門(音楽部)に記念の樋口杯が授与された。
 終わりに全員が慈恵の歌「曙満ち来る」を斉唱し、厳かなうちに卒業式は終了した。

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