社団法人東京慈恵会医科大学 同窓会

 
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2016年08月25日 大学講座シリーズァ崙皺奮惺嶌 糖尿病・代謝・内分泌内科」
講座担当教授 宇都宮 一典


 糖尿病・代謝・内分泌内科は昭和39年に阿部正和教授によって設立された青戸分院内科を濫觴(らんしょう)とし、「医学はサイエンスとアートからなる」のスローガンのもと、本邦では屈指の伝統と実績を誇り、今日に至るまで我が国の糖尿病診療を牽引してきました。現教室員数は77名、同窓は全国で地域の糖尿病診療における中心的な役割を担っています。
診   療     
 当科に常時通院中の糖尿病患者数は本院600名、4病院合計16000名にのぼり、一大学としては我が国随一で、通院圏は東日本ほぼ全域に及んでいます。この豊富な診療実績のもとに、糖尿病に関して、診断から治療、合併症の管理に至るまで、あらゆる領域に専門医を擁しています。特に、1型糖尿病の管理に関わるデバイスの開発、食事療法・薬物療法の評価、糖尿病合併症の管理に力を入れており、関連診療科の眼科、腎臓・高血圧内科、産婦人科、血管外科との連携のもと、質の高い診療の維持に努めています。内分泌領域では、甲状腺、下垂体、副腎疾患に豊富な治療経験を有し、特に内分泌腫瘍の診断と治療に関して、泌尿器科や脳神経外科と密接な連携を図っています。当科では、当初から医療機器の開発と臨床応用に精力的に取り組んできました。血糖自己測定(SMBG)は1976年に世界に先駆けて着手し、当科における機器開発を経て、日常臨床に広く普及しました。二十四時間持続血糖モニターシステム(Continuous Glucose Monitoring System, CGM)を早くから導入し、経口血糖降下薬やインスリン製剤などの薬効評価、新規インスリンポンプの有用性などの検討を行い、本邦では最も多くの実績を有しています。糖尿病合併症の診療には、すべての職種が参画するチーム医療が必須との認識のもとに、これを担う専門医の育成と診療体制の確立に努力してきました。特に近年、その増加が大きな問題となっている糖尿病腎症に対しては、腎症専門栄養指導外来を併設し、積極的な管理システムを導入。血液浄化部の協力を得て、良好な状態での計画透析を実施しています。
研   究     
 診療を支える研究として、1型糖尿病の長期予後に関する国際的疫学研究において、長くアジアの情報発信拠点として重要な役割を演じるとともに、新潟県津南町におけるコホート研究を行政の支援を得て実施しています。また、四病院の膨大な診療データベース構築に着手しています。基礎的研究では糖尿病腎症を中心に、神経障害、網膜症、動脈硬化などの合併症に共通するメカニズムの解明をテーマに多角的検討を重ね、その成果は国際的に評価されています。また、膵島ホルモンの分泌機構、糖尿病における血圧調節異常、副腎ホルモンの活性制御機構に関する研究を進めており、それぞれオリジナリティーを高く評価されています。これらの研究はハーバード、トロント大学などの国際的に著名な研究機関との共同研究によってなされています。
教   育     
 当科では阿部内科の「教えることは学ぶことである」の理念を継承し、学生教育には力を入れてきました。今般の診療参加型臨床実習の拡充でも、学内のリーダシップを担い、様々な改革に取り組んでいます。一方、専門医に対する社会的要請を見据え、絶え間なく進歩する生命科学に対する見識を背景に、個々の患者が持つ社会的・心理的な問題を把握し、適切な医療を遂行する高い能力と品格を併せ持つ専門医の育成を目指しています。










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