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東京慈恵医科大学同窓会

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2016年11月25日 第133回成医会総会を終えて

 平成28年10月6日(木)・7日(金)の両日、第133回成医会総会が開催された。初日に評議員会と総会が開かれ、松藤千弥会長の開会挨拶の後、物故者に黙祷を捧げた。新名誉会員、役員、評議員の推薦が諮られた後、決算報告を含めて全ての議案が承認された。続いて落合和彦慈恵医師会長から4名に慈恵医師会研究奨励賞が授与され、受賞者から謝辞が述べられた。
 学術プログラム一日目は内科学講座循環器内科担当吉村道博教授、リハビリテーション医学講座担当安保雅博教授による特別講演と「医療におけるグローバリゼーション―『守り』から『攻め』に転じる国際医療―」と題するシンポジウムが行われた。二日目は学外研究員成果報告、宿題報告:伊藤洋教授、石渡賢治准教授、関晋吾准教授、内山眞幸准教授に続いてパネルディスカッション「どうなる新専門医制度―その概要と慈恵医大におけるプログラム―」が行われた。一般演題は45題で3題が優秀ポスター発表賞に選ばれ、会長から賞状と副賞が授与された。
 シンポジウムではインバウンド・アウトバウンドの医療国際化に関して現状を踏まえた有意義な講演がなされた。
 パネルディスカッションは基盤領域、総合診療医、サブスペシャリティー領域の専門医制度の概要と本学での取り組み、研修医からの提言がなされ、先行き不透明ではあるが将来の専門医制度展望について熱い討論がなされた。その後懇親会が開催され、二日間にわたる成医会の労をねぎらった。

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