東京慈恵医科大学同窓会
最新情報2020年09月25日 高木兼寛顕彰会（お知らせ）
昨年は高木兼寛先生生誕１７０周年の年にあたり、高木兼寛顕彰会と宮崎市の主催により、宮崎市にて盛大な記念行事が行われ、同窓会役員は大学の理事長、学長をはじめ、宮崎、鹿児島支部の会員とともに総勢十数名が参加した。そして今年は高木兼寛先生没後１００年にあたり、４月１１日には高木兼寛公没後１００年墓前祭（宮崎市主催）が東京で行われる予定でしたが、新型コロナウイルス感染対策の観点から延期することとなった。
会員の皆様、学生諸君、保護者の皆様、高木兼寛顕彰会をご存じでしょうか。今年も顕彰会だより「生誕１７０年記念号」（第２４号）が中山芳�蓋仮寛餡馗垢半焼�千弥学長の巻頭言と共に一月に届いた。新入生の皆さんもこの機会に高木兼寛顕彰会を承知していただきたい。
高木兼寛顕彰会は平成１１年（１９９９）３月２７日に、生誕の地宮崎県宮崎市高岡町にて、高木兼寛先生の偉業を顕彰し、その精神を後世に伝え残すことを目的として設立された。初代名誉顧問は岡村哲夫元学長であり、歴代の東京慈恵会医科大学学長が名誉顧問を務め、現在は松藤千弥学長が名誉顧問である。現在の会長は元高岡町教育長の中山芳�鎧瓩任△蝓¬祥晴馗垢妨揺濱亀楮蟷堋垢�おられる。事務局は宮崎県宮崎市高岡町五町３６３番地３。
平成２５年（２０１３年）に日本の南極大陸地図に「高木岬」の地名が初めてに明記された（慈大新聞第７０６号、第７２１号）。これは高木兼寛顕彰会の長年にわたるご尽力と働きかけによる活動の賜物である。
今年の顕彰会だよりの記事は令和元年９月７、８日の両日に開催された高木兼寛公生誕１７０年記念行事（松藤千弥学長による記念講演会、生誕地穆園ひろばでの記念式典、記念祝賀会）に始まり、令和元年５月の第２０回顕彰会総会においての宇都宮一典総合健診・予防医学センター長、臨床専任教授の講演会の報告。令和元年１０月には毎年慈恵から学生が顕彰会主催の「穆園先生ふるさとの旅」に招聘され、医学科４年２名、看護学科２年１名、看護専門学校１名と宮崎大学医学部学生４名が参加し、３日間高岡町にホームステイし、先生の生誕地など学祖の足跡をたどり、穆園学習会に参加し、兼寛先生が生まれ育った風土や人柄に浸りながら３日間を過ごした記事。令和元年１１月には兼寛先生ゆかりの地を歩く「ビタミン街道歩こう会」。最後に高木兼寛先生と関わりのあった穆園人物記（今年は慈恵が開設した日本初の看護師教育所の開設のきっかけと大きな役割を果たした大山捨松と兼寛）。そして裏表紙には高木兼寛先生の略歴が年代と年齢で書かれており、先生の足跡を容易にたどることができるなど盛り沢山の内容である。
高木兼寛顕彰会では会員募集をしており、賛同される方は募集内容を参照してください。
（同窓会会長 穎川一信）
