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東京慈恵医科大学同窓会

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2021年01月25日 穎川一信 会長 新年挨拶

コロナ感染症に負けない慈恵の団結力

 同窓の皆様、新年あけましておめでとうございます。
 昨年は新型コロナウイルス感染症対策に明け暮れた試練の1年になりました。新年も引き続き更なる緊張と警戒が続いています。本年は新型コロナウイルス感染症の試練を乗り越え、同窓の皆様にとりましていつもの生活、いつもの診療体制に戻ることを心からお祈り申し上げます。
 同窓会の長い歴史において、会員の親睦のために開催されてきた名刺交換会、定期支部長会議、また全国の支部総会は中止となりました。長年の慣例で行われてきた行事、規則は、見直しを迫られ、その都度理事会で審議し、対処しています。このようなコロナ禍の中でも、会員の皆様方からは会費の納入、コロナ基金、振興資金への寄付を多く賜り、本当にありがとうございます。また4月、5月には大学への多くの感染防護用品のご寄付、大学の診療の大幅な制限による収支の悪化に対してのご寄付を賜り、これこそ慈恵の団結力の賜物と、深く感謝しております。
 同窓会の目的は会員同士の親睦と大学への支援でありますが、旧年中は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、会員の皆様との対面での懇親はほとんど叶いませんでした。同窓会ホームページのカレンダーによる会員間の情報交換機能の利用機会が奪われました。唯一慈大新聞は特集記事を組み、滞りなく毎月発行できるように努め、会員間の情報元の役割を多少なりとも果たしてきていると思います。そしてwithそしてAfterコロナを見据えて、若い理事たちの意見を取り入れて、まずクレジットカードによる会費納入システムを導入する準備を始めました。会員の皆様には、会費の支払いが便利になることと思います。
 今年度は令和7年(2025年)に迎える同窓会設立100周年に向けての準備に入ります。慈大新聞にて同窓会の成り立ちとその後の歴史の遷り変りをシリーズで掲載しています。慈恵の魂を継承するために、同窓会の歴史を顧みて、先輩たちの母校そして同窓会に対する熱い思いを知っていただき、会員の皆様に100周年に向けてのご協力とご支援をお願いする次第です。
 本年は同窓の皆様が安心して暮し、診療に従事される日々が来る年となりますよう心から祈願いたします。今年も同窓会をよろしくお願いいたします。

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