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東京慈恵医科大学同窓会

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2021年01月25日 浅川博 医学科保護者会会長 新年挨拶

新年のご挨拶

 新年あけましておめでとうございます。
 栗原敏理事長、松藤千弥学長および国領、西新橋校の教職員の先生方には日頃より私ども子弟が学業、部活動、学生生活等広きにわたり大変お世話になっております。また臨床実習においては附属4病院の先生方、関連病院の先生方より手厚いご指導を賜り重ねて感謝申し上げます。
 新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて、昨年の春期保護者会総会は書面による決議とビデオメッセージを配信し、秋期保護者会総会ではテレビ会議による学年別懇談会を初めて行いました。保護者の皆様からは授業や臨床実習の遅れと学生の成績について、またクラブ活動の停止に対する不安の声が多く寄せられました。しかしコロナ禍でも教育は止めてはならないと竹森重医学科長・教学委員長、繁田雅弘学生部長、教職員の先生方が一丸となり、遠隔授業と対面授業を巧みに併用しながら授業を円滑に進めていただきました。また多くの人が目標を見失い出口の見えぬ混沌とした中、松藤学長がお話しされた「差別と社会的格差が生ずる中、苦しむ人を深く理解し医療や研究活動に励むこと」は、まさに学祖が求めた医療者の使命ではないでしょうか。感染拡大による失業や収入減で生活困窮に追い込まれる人が急増する中、欧米においては新たなワクチン接種も開始され希望の光も見えてきました。本年も感染予防対策には万全を期して卒業式、入学式を挙行することが求められます。そして春期総会の開催される頃には従来どおり皆様に講堂でお目にかかれる事を願っております。新年を迎えるにあたり、私も微力ながら尽力させていただく所存でございます。大学、同窓の皆様どうぞ本年もよろしくお願い申し上げます。

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