トップページ

東京慈恵医科大学同窓会

最新情報


2024年11月25日 産婦人科学講座担当 岡本愛光教授が日本婦人科腫瘍学会の理事長と浙江大学客員教授に就任

 産婦人科学講座担当岡本愛光教授は、令和6年7月18日に公益社団法人日本婦人科腫瘍学会の理事長に就任した。日本婦人科腫瘍学会は、子宮体がんや卵巣がんなどの婦人科腫瘍の予防、診断、治療に特化した学会であり、産婦人科医のみならず、病理医、放射線科医、腫瘍内科医、画像診断医など、約4,200名の腫瘍の診断と治療の専門家が集う学術集団である。
 これにより、現在、岡本教授は公益社団法人日本臨床細胞学会および婦人科悪性腫瘍研究機構( JGOG)の理事長に加え、本邦の産婦人科領域では初の3団体目の理事長職を兼任することになった。また、同時に日本産科婦人科学会の常務理事を十年以上務め、現在は学術委員長として本邦の産婦人科の学術の発展に貢献している。
 さらに、日中学術交流に尽力した功績が認められ、4月24日に浙江大学の客員教授に就任した。岡本教授は、国際産婦人科連合(FIGO)、国際婦人科腫瘍学会(IGCS)、国際胎盤学会(IFPA)の理事やGynecologic Cancer Intergroup(GCIG) の卵巣癌委員長も務めたことから、欧米だけでなく中国にもその貢献が認められ、世界的な名声を得ている。慈恵医大の名を国際的に広めた功績は高く評価され、われわれ産婦人科学講座の医局員や同窓としても非常に誇りに思う。
(竹中将貴記)

top