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東京慈恵医科大学同窓会

最新情報


2022年02月25日 定年退任にあたって
総合医科学研究センター・基盤研究施設 岩本武夫教授


 定年退任にあたり21年間お世話になりました本学に深謝致します。薬科大学卒業後、昭和57年本学の基盤研究施設の前身である共同利用研究部機器分析室に直接名取禮2学長から辞令を頂き8年間勤務致しました。その後20年間は米国カンザス州立大学バイオテクノロジーセンター副センター長、生化学講座教員として研究支援・研究・教育に携わり、平成21年に帰国後は本学総合医科学研究センター共用研究施設生化学研究室に着任しました。渡米前は電気化学を利用した生体微量分析法を開発及び光科学を利用した非破壊分析法による診断マーカーの探索に従事。米国では機能性タンパク質のメカニズムを分子レベルで解析し、生物を模倣したイオンチャネル・生体接着分子等をデザイン・合成、NIH small business res-earch and develo-pment programでNaCELL Therape-utic venture com-panyを設立し、合成Clイオンチャネルを用いて嚢胞性線維症治療薬の第義衫彎音邯海鮗損棔▲疋薀奪哀妊螢丱蝓璽轡好謄爐僕用なペプチドナノベシクルを設計し遺伝子治療への応用、帰国後は質量分析法を用いたメタボロミクス・プロテオミクス解析による希少疾患バイオマーカーの探索を行いました。現在の基盤研究施設の使命は研究支援部門として大学全体の研究者をサポートすることです。特に基礎研究を主に行う大学院生や若手研究者には、私の人生哲学である誠実・ファイト・反省という3つの点を浸透させ自発的に研究に興味を持って貰いその奥深さや醍醐味が伝わるように教育・指導を行って参りました。明日の慈恵を背負う有望な学生や先生方と教育や研究を通じて少しでもお役に立てた事を幸いに思っています。

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