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東京慈恵医科大学同窓会

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2019年04月25日 教授就任挨拶

内科学講座 糖尿病・代謝・内分泌内科担当
西村 理明


 平成31年4月より、内科学講座糖尿病・代謝・内分泌内科を担当させていただくこととなりました。当講座の源流は、昭和39年に阿部正和先生が創設された青戸病院内科学講座(昭和43年本院へ移動し第四内科学教室に改称、昭和51年第3内科学教室へ改称)に遡ります。昭和59年に磯貝行秀教授、平成7年に酒井紀教授(第2内科学教室教授、第3内科学教室教授を兼任)へと引き継がれて参りました。平成8年に内科学講座第3へ改称となり、平成9年に田嶼尚子先生が教授に就任されました。平成12年、ナンバー講座廃止に伴い、糖尿病・代謝・内分泌内科が設立され、田嶼尚子先生が初代教授となられました。平成22年に宇都宮一典先生が第二代教授に就任され、私が三代目となります。その伝統の重みに身が引きしまる思いです。
 糖尿病・代謝・内分泌内科は、伝統の糖尿病、そして内分泌を大きな2つの柱として診療に勤しんでおります。この中でも、糖尿病の患者数は、我が国において約2000万人を超えると推定されており、国を挙げて取り組まなくてはいけない慢性疾患です。当講座は、伝統的に、我が国における糖尿病診療、そして日本糖尿病学会をリードして参りました。この伝統をさらに発展させるべく、患者さんを中心としたチーム医療、積極的な病診連携、インスリンポンプや持続血糖モニターなどの先進医療、四附属病院の通院患者さんのデータベースを用いた大学としては最大規模のコホート研究などに鋭意努力してまいる所存です。今後とも同窓の先生方や教職員の皆様からのご指導・ご鞭撻の程、どうぞよろしくお願い申し上げます。

【略 歴】
西村理明(にしむら・りめい)
平成3年東京慈恵会医科大学医学部医学科卒業
平成5年東京慈恵会医科大学第三内科学教室入局
平成10年学位取得(医学博士)
同年Graduate School of Public Healt-h, University of Pittsburgh修了(MPH取得)
平成12年Adjunct Assista-nt Professor, Gr-aduate School of Public Health, U-niversity of Pitt-sburgh
同年富士市立中央病院内科医長
平成14年東京慈恵会医科大学内科学講座糖尿病・代謝・内分泌内科助手
平成18年東京慈恵会医科大学内科学講座糖尿病・代謝・内分泌内科講師
平成23年東京慈恵会医科大学内科学講座糖尿病・代謝・内分泌内科准教授
平成30年東京慈恵会医科大学内科学講座糖尿病・代謝・内分泌内科教授
平成31年東京慈恵会医科大学内科学講座糖尿病・代謝・内分泌内科担当教授。

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