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東京慈恵医科大学同窓会

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2019年05月25日 同窓会長の任期を終えて
(昭45)高橋紀久雄


 本年5月11日開催の第65回通常総会を以て会長を退くことになりました。平成23年5月に霜礼次郎前会長の後任に選出されてから、旧社団法人時代の2年間、新同窓会となって6年間、合計8年の長きに亘り会員の皆様のご支援とご協力により、何とか任務を全う出来た事に心より感謝しています。
 振り返りますと、平成23年から2年間は、霜前会長から引き継いだ旧社団法人の解散と、新同窓会の設立に奔走しました。この作業は当時の須田健夫副会長(昭50)の並々ならぬご尽力の賜で有り、順調に移行出来たことにこの場を借りて御礼申し上げます。新同窓会は資金ゼロからのスタートで従来通りの運営もままならない状況でしたが、会員の皆様が新同窓会設立資金にご協力して下さり、慈恵医大同窓会の凄さにも感激し、霜先生が「3年はかかるね」と予想された通り約3年後に漸く形が整って来ました。その後は会費納入率の向上、単年度予算での運営を目指して、会費納入の方法を検討し一昨年度より卒業時10年分一括納入を取り入れました。また年会費の長期未納者の掘り起こしについては、現在も徐々に進めており次期役員に委ねております。この案件については昨年志半ばで亡くなられた鎌田芳夫副会長(昭52)と、経理担当の佐藤俊介理事(昭53)のご努力がありました。お二人にも心より御礼申し上げたいと思います。
 平成27年には「ともに歩む慈恵」を旗印に、同窓会設立90周年記念式典・祝賀会を大学の協力も有って、400名以上の会員が参加して盛大に開催出来ました。8年の間に他の私立医科大学同窓会の役員の方々に数多く出会いましたが、皆さん異口同音に「慈恵医大同窓会は良いですね」と言われますが、私の実感としてもまさにその通りだと思います。それが「慈恵同窓会の歴史と伝統」の重みです。今、平成が終って令和の時代になり新執行部が誕生する予定です。今後若い世代の会員をどう取り込んで行くのか、「慈恵愛」をどう継承していくか難しい時代になってきています。穎川一信新会長が率いる執行部に大いに期待し、応援していきたいと思います。会員の皆様も引き続きご支援をよろしくお願い申し上げます。

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