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東京慈恵医科大学同窓会

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2021年12月25日 「岡村哲夫先生を偲ぶ会」が執り行われる

 東京慈恵会医科大学第9代学長、元理事長、名誉教授、顧問・岡村哲夫先生は病気ご療養中のところ、令和3年8月3日、午後8時27分永眠された。享年91歳であった。
 岡村哲夫先生の訃報は、全国の同窓はじめ関係者に伝えられたが、学校法人当局はもちろん、各関係者は悲しみ一色につつまれ、岡村哲夫先生の死に、深く哀悼の意を表した。令和3年8月8日に、先生のご遺志により親族のみで葬儀が営まれた。
 大学葬は、先生のご遺志で執り行わないこととなったが、大学関係者を中心に「岡村哲夫先生を偲ぶ会」が令和3年11月27日、栗原敏理事長が実行委員長となり、東京慈恵会医科大学1号館講堂で執り行われた。当日は晴天に恵まれ、定刻前から参列者が続々とつめかけた。
 祭壇は、岡村哲夫先生の笑顔の遺影が、気品溢れるたくさんの白い花で囲まれ、先生の嗜好品も供えられて格調高いものであった。会場の周りには、先生ゆかりのパネルや書籍、写真が数多く展示され故人を偲んだ。
 偲ぶ会は、午後3時、司会の谷口郁夫専務理事より、開式の辞が告げられた後、全員が故人の冥福を祈って黙祷した。続いて吉村道博内科学講座担当教授(循環器内科)より故人のご経歴が紹介された。その後、栗原敏実行委員長より別辞、松藤千弥学長、明石勝也聖マリアンナ医科大学理事長、本郷賢一教授(循環器内科)からお別れの言葉が奉読された。ついで、谷口専務理事より弔電が披露され、ご遺族からの挨拶が代読された後、栗原敏実行委員長の挨拶、献花が行われた。
 献花は、栗原敏実行委員長、松藤千弥学長、井田博幸附属病院長、明石勝也聖マリアンナ医科大学理事長をはじめとした他私立医科大学の理事長・学長等の関係者、中山芳教高木兼寛顕彰会会長、穎川一信同窓会会長、武石昌則同窓会副会長、山本裕康常務理事、梅澤祐二常勤顧問、吉村道博教授、桑野和善教授、本郷賢一教授の指名献花の後、名誉教授、客員教授、大学役員、同門会、学生代表、同窓、教職員の約300名の献花が行われた。献花は、岡村哲夫先生がお好きだったバッハの「マタイ受難曲」が会場に流され、スクリーンには思い出のスライドショーコンテンツが上映される中、厳かに行われた。最後に、谷口専務理事による閉会の辞により閉会となった。

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