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東京慈恵医科大学同窓会

最新情報


2022年08月25日 新見昌央君(平21)日本大学医学部整形外科学系
リハビリテーション医学分野主任教授に就任


 新見昌央君は、当リハビリテーション医学講座出身の5人目の他学リハビリテーション医学講座主任教授として、令和4年4月1日付けで日本大学医学部整形外科学系リハビリテーション医学分野主任教授に就任された。同君は平成21年に東京慈恵会医科大学を卒業し、東京慈恵会医科大学附属柏病院で初期臨床研修を行い、平成23年4月に東京慈恵医科大学リハビリテーション医学講座臨床系大学院へ入学した。同年4月から東京慈恵会医科大学附属第三病院リハビリテーション科にて専門習得コースの履修を開始し、平成29年1月に同大学院を卒業、同大学院課程修了した。同年2月には東京慈恵会医科大学大学院医学研究科学位を受領している。その後、平成26年から3年間、東京都立墨東病院リハビリテーション科に出向し、急性期リハビリテーション治療を極めた。令和元年にリハビリテーション医学講座の講師になり、同年6月から2年間ベルギーのリエージュ大学に留学し研鑽を積まれた。帰国後、令和3年6月より講師ならびに柏病院リハビリテーション科診療医長として勤務し活躍した。新見君はリハビリテーション医学の発展とリハビリテーション医療の普及のために日々研鑽されている新進気鋭の医師である。東京都立墨東病院、東京慈恵会医科大学附属柏病院において、特に急性期リハビリテーションに従事し、集中治療室からの早期リハビリテーション医療に関する臨床、研究、および教育に、熱心に取り組み、留学でさらに磨きをかけてきた。温厚でありながら、素晴らしいリーダーシップがあり、コメディカルとの良好な関係を築き信頼され、臨床面と研究面で実績を上げてきた。
 これまでの数々の功績と人柄が評価され、39歳という若さでありながら、このたび日本大学医学部整形外科学系リハビリテーション医学分野主任教授に選出された。当講座から他大学の主任教授に同志を輩出できたことは大変名誉なことである。日本のみならず世界のリハビリテーション医学の発展のために、新見君のますますの活躍を期待したい。
(安保雅博記)

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