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東京慈恵医科大学同窓会

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2022年12月25日 永崎栄次郎講師、伏見淳助教 ダブル受賞

永栄次郎講師(平11) 伏見 淳助教(平23)
第30回日本乳癌学会学術総会にて慈恵医大ダブル受賞

 令和4年6月30日〜7月2日に開催された第30回日本乳癌学会学術総会において乳腺・甲状腺・内分泌外科の伏見淳君がYo-ung I-nvest-igator Grant for S-ABCSを、腫瘍・血液内科の永栄次郎君が令和3年優秀論文賞を受賞した。
 伏見君はマンモグラフィで重要な所見である乳癌の石灰化の生成機序について、基盤研究施設の馬目佳信教授と当科の武山浩教授の指導のもと、乳癌細胞が骨芽細胞様の形質を獲得することで石灰化が生成されるという仮説に基づいて研究を行った。詳細は令和2年のScientific Repo-rts誌に掲載され、成果と追加データを令和3年12月のSan Anto-nio Breast Canc-er Symposiumで発表し、今回の受賞となった。
 永君は受賞論文"L-ong-term outcom-es of oligometast-atic breast cance-r patients treate-d with curative i-ntent : an update-d report"において転移巣消失後の25年無再発生存率が26・7%と驚異的に高い結果を報告した。通常、転移乳癌は治癒しないと考えられているが、個数が少なく限局した転移であるオリゴ転移乳癌は局所療法と薬物療法を組み合わせた集学的治療により治癒の可能性があるとして近年注目されている。慈恵医大乳癌グループでは1980年代よりこの病態に着目し、小林直元教授を中心に積極的な集学的治療を行ってきたが、今後もこの研究を続ける予定である。
(乳腺・甲状腺・内分泌外科診療部長 野木裕子記)

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