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東京慈恵医科大学同窓会

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2023年02月25日 安保雅博リハビリテーション医学講座担当教授
第8代日本リハビリテーション医学会理事長に選出される


 令和4年11月4日に開催された日本リハビリテーション医学会臨時代議員総会にて、第8代日本リハビリテーション医学会理事長に安保雅博教授(平2)が選出された。同医学会は昭和38年に創立され、平成元年より社団法人化された19基本領域医学会の一つであるが、時代のニーズに応えながら会員数1万人を超え、我が国を代表する学術団体に成長している。初代教授である米本恭三名誉教授(昭33)が第2代理事長を務められ、それからわずか28年後の快挙であり、我が国のリハビリテーション医学の発展に本学のリハビリテーション医学講座が深く確かな貢献をしていることの証と思われる。
 安保教授は平成20年に本学会理事に初選出され、平成26年からは副理事長を4期8年の長きにわたり務められ、このたびの理事長選出となった。本学会の発展が我が国の医学会の中で必要なことを常に意識されながら是々非々の対応をされてきたことや、高い見識に基づいた指導力が多くの会員に支持されてきたこと、特筆すべきは当教室を率いてから既に4つの他大学リハビリテーション医学講座に初代教授を輩出している実績などが高く評価されたものと考える。令和6年6月には会長として第61回日本リハビリテーション医学会学術集会を東京・渋谷で開催することが既に決定されており、還暦を迎えた本学会が円熟期を迎えるにあたって、新理事長の許で新たな一歩を踏み出す転機となる有意義な学術集会になるよう、教室員および同門一同が一丸となって準備を進めている。我が国のリハビリテーション医学の発展に本学リハビリテーション医学講座が少なからず貢献していることをご理解いただき、今後とも諸先輩方々におかれましては、変わらぬご支援をお願い賜れば幸いである。
(葛飾医療センターリハビリテーション科 昭59・小林一成記)

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