東京慈恵医科大学同窓会
最新情報2024年04月25日 令和6年度医学部医学科・看護学科 入学式挙行される
令和6年4月4日(木)午後2時より西新橋校2号館講堂において医学科・看護学科の入学式が厳粛に執り行われた。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、過去4年間は入学式を中止あるいは規模を縮小して開催してきたが、今年は制限を廃し、入学生と保護者および教職員の合計約600名の参列を得て2号館講堂は埋め尽くされ、盛大に挙行することができた。
医学科105名、看護学科60名の入学生の氏名が高らかに読み上げられ、松藤千弥学長が「入学を許可します」と宣言した。
続いて、医学科入学生を代表して田中優月菜さんが、「戦争や自然災害など、世界中がさまざまな困難に直面する中、本学の学生として、医学の道を歩む決意を新たにしました。未知の事象にも対処できる専門知識の修得に励み、患者を中心とした医療を実現し、豊かな人間性と倫理観を養い、社会への貢献を志します。先生方のご指導の下、仲間と切磋琢磨し、医学生として、人間として成長していくことを誓います。」と宣誓した。
さらに看護学科入学生を代表して堤楓恋さんが、「社会の変化に向き合い、命を大切にする看護師を目指し、本学に入学しました。四年間を通じて、知識や技術を深めつつ、自己成長にも努める決意です。学祖の教え『病気を診ずして病人を診よ』を胸に、謙虚に学び、理想の看護師像を追求する。困難に直面しても、仲間や先輩、教職員の支えを頼りに乗り越えたい。誇りを持ち、共に成長し、未来の看護師として努力することを誓います。」と宣誓した。
次いで入学生に対して松藤学長より告辞が、栗原敏理事長より祝辞が述べられた(全文2面掲載)。
入学生を代表して細金茉弥さん(医学科)と稲田ゆめさん(看護学科)に同窓会・保護者会・大学からの記念品として「学祖高木兼寛先生の記念フォトフレーム」、「大学のペナント」、「白い航跡上下巻」、学祖高木兼寛先生の生涯を描いた「群星光芒」が松藤学長より手渡された。
そして、京都府立医科大学、鹿児島大学、宮崎大学および公益社団法人東京都看護協会からの心温まる祝電が披露された。
終わりに慈恵の歌「曙満ち来る」が流れ、晴れやかな空気に包まれ入学式は終了した。