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東京慈恵会医科大学同窓会
同窓会現況～2019年度報告～

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管理部門

１.総務部

会議開催状況
1. 通常総会
  
  1回
2. 評議員会
  
  2回
3. 理事会
  
  10回
4. 委員会
  
  ① 振興資金委員会
  1回
  
  ② 広報委員会
  12回
  
  ③ 会則検討委員会
  1回
5. 支部長会議（支部数85支部）
  
  1回
6. 卒年幹事連絡会
  
  1回
東京慈恵会医科大学一般寄付金募金活動の推進
創立130年記念事業募金は2018年（平成30年）9月末日で終了した。引き続き、同窓会員への支援を要請するなどして、大学の一般寄付金としての募金活動への推進に協力した。
叙勲者
1. 2019年春の叙勲
  
  藍綬褒章 1名
  
  大滝　紀宏（昭55）神奈川横浜・湘南病院長
  
  旭日双光章 1名
  
  北川　洋（昭44）群馬・元桐生市医師会長
2. 2019年秋の叙勲
  
  瑞宝小綬章 1名
  
  杉田　多喜男（昭46）秋田・横手興生病院長
  
  旭日双光章 3名
  
  小野　裕弘（昭39）静岡・誠恵学院理事長
  鈴木　孝雄（昭41）中央・元日本橋医師会長
  佐々木　優至（昭45）埼玉・元深谷市・大里郡医師会長
第73回定期支部長会議にて表彰者へ賞状、記念品贈呈
1. 振興資金表彰　1名
  篠田　仲正（昭51）埼玉・日医最高優功賞（平成30年度）
2. 特別表彰　1名
  村岡　伸一（昭39）神奈川横浜・同窓会評議員功労
3. 退任役員表彰　3名
  高橋　紀久雄（昭45）葛飾・最終職…会長
  鎌田　芳夫（昭52）世田谷・最終職…副会長　※平成30年11月2日ご逝去
  佐藤　俊介（昭53）栃木・最終職…理事
4. 退任支部長表彰（平成30年10月1日～令和元年9月30日）　16名
  井上　勇之助（昭41・西多摩）
  五十嵐　良（昭42・北海道）
  青栁　徹（昭45・新潟）
  佐々木　優至（昭45・埼玉）
  飛鳥田　一朗（昭46・神奈川県支部連合会）
  徳田　政道（昭47・神奈川横須賀・三浦）
  中山　信彦（昭47・栃木）
  中島　公和（昭48・鳥取）
  乾　裕昭（昭51・福島）※平成31年1月12日ご逝去
  井上　博（昭55・福岡）
  近藤　宏一（昭55・宮崎）
  友成　治夫（昭57・目黒）
  渡辺　久之（昭57・豊島練馬）
  石川　隆志（昭58・荒川）
  日原　義文（昭61・文京）
  横打　邦男（昭61・神奈川横浜）
令和元年6月1日（土）京王プラザホテル（当番校：杏林大学医学部同窓会）にて開催された第51回全国私立医科大学同窓会連絡会東部会に穎川一信同窓会長、江本秀斗副会長、武石昌則副会長、髙塚洋二理事、高橋紀久雄顧問が出席した。
令和元年9月7日（土）～8日（日）高岡地区農林環境改善センター、穆園広場、宮崎観光ホテルにて開催された高木兼寛顕彰会および宮崎市主催の「高木兼寛　生誕170年記念事業」（記念講演会・記念式典・記念祝賀会）に同窓会からは穎川一信同窓会長、武石昌則副会長、髙塚洋二理事、高橋紀久雄顧問が出席した。
令和元年11月9日（土）名古屋マリオットアソシアホテル（当番校：愛知医科大学同窓会）にて開催された第30回全国私立医科大学同窓会連絡会全国会に穎川一信会長、江本秀斗副会長、武石昌則副会長、髙塚洋二理事が出席した。
令和2年3月7日（土）慈恵大学卒業式で穎川一信会長より、成績優秀卒業生へ同窓会賞（医学科・看護学科各1名）を授与した。また、卒業生（医学科109名・看護学科58名）へ記念品を贈呈した。
なお、卒業式は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、参列者を縮減して実施され、その模様をユーチューブにて視聴できるようインターネットでライブ配信された。謝恩会は中止となった。
令和2年度に開催が予定されている「第52回全国私立医科大学同窓会連絡会東部会」は本会が当番校となることから、当初令和2年5月23日（土）の開催に向け、準備を進めていた。その後、新型コロナウイルスの世界規模での感染拡大が著しい状況を受けて、感染拡大防止の観点から、またご参加いただく東部会会員の健康と安全面を第一に考慮した結果、令和2年3月理事会において、令和2年9月19日（土）に延期することを決定した。

２.組織管理部

会員管理
1. 会員の状況（令和2年卒まで）
  ① 卒業生総数
  
  医学科
  13,804名
  
  看護学科
  955名
  
  ② 令和2年3月末卒業入会者
  
  医学科
  106名
  
  看護学科
  54名
  
  ③ 会員数(令和2年4月1日現在)
  
  i 正会員
  7,189名
  (医学科6,304名、看護学科885名)
  
  ii 特別会員
  153名
  
  iii 準会員
  890名
  
  ④ 会費納入会員数
  5,347名（2019年度）
  
  ⑤ 会費減免者総数
  39名
  
  ⑥ 物故会員
  
  i 正会員
  78名
  
  ii 特別会員
  3名
  
  iii 準会員
  5名
  
  ※物故会員は令和2年3月31日までに逝去され、4月4日までに新たに事務局に連絡があった会員数を示す。
組織管理
1. 顧問、役員、評議員
  顧問10名、会長1名、副会長2名、理事12名、監事2名、評議員50名
2. 本部役員の支部への派遣
3. 令和2年3月卒業生への同窓会入会手続、および同窓会費10カ年分一括納入の説明会を大塚資郎事務長が出席して次のとおり実施した。
  ① 医学科卒業予定者（109名）
  令和元年11月6日（水）午後2時～大学1号館講堂
  
  ② 看護学科卒業予定者（58名）
  令和元年11月11日（月）午後4時20分～看護学科臨床講堂

３.会員名簿の整備・発行

2019年4月上旬に同窓会会員あて「会員情報確認書」を発送し、5月7日（火）を提出締切日とした。
前回の2016年版発刊から3年ぶりとなる、2019年版同窓会会員名簿を2019年11月22日（金）に発刊した。
会員名簿の体裁は、Ａ4版サイズ（大判）で前回のものに準じた。
教室名簿は、個人情報保護法を遵守し、各教室員の承諾を得たうえで、出身校を掲載するなどして充実させた。

４.財務部

同窓会年会費の納入方法について
従来の郵便局およびコンビニで振込する「払込取扱票」に加え、会費納入率および会員の利便性を向上させることから、平成29年度より、新たに「銀行振込」で年会費を納入できるようにした。
東京慈恵会医科大学医学部新卒業生からの同窓会費10年分の一括納入について
平成30年3月卒業生（医学部医学科・看護学科学生）から導入した、卒業時までに10年分の同窓会費を一括納入いただく措置を令和2年3月卒業生にも同窓会入会説明会などを通じて、納入していただくよう促した。
2019年度同窓会費の納入状況
1. 2019年度同窓会費の納入のお願い通知は同窓会会員あて2019年4月に発送した。以後、未納の会員へ9月、12月、2020年2月に各々発送した。
  また、過去継続して5カ年間同窓会費未納者に督促通知を発送し、その結果、納入していただけない会員に対して、督促通知に併記したとおり会員資格、権利等の一部停止措置を講じた。
  なお、詳細は、会長直属部門「会則検討委員会」の報告に記載した。
2. 2019年度同窓会費の納入状況（会員別納入率）は次のとおりである。
  ① 医学科 78.5％（前年度75.2％）
  ② 特別会員 81.9％（前年度81.0％）
  ③ 準会員 82.2％（前年度78.5％）
  ④ 看護学科 24.0％（前年度18.3％）
  なお、慈大新聞に、「2019年度同窓会費納入のお願い」の記事を掲載し、納入率の向上に努めた。

事業部門

１.広報部

機関紙・慈大新聞
1. 慈大新聞を毎月1回発行した。
2. 特別企画
  
  ① 平成28年4月号より、「大学講座シリーズ」として、各講座の教育・研究・診療にかかわる内容を毎号に紹介した。
  2019年4月以降は次のとおりである。
  4月号：外科学講座血管外科
  5月号：ウイルス学講座
  6月号：薬理学講座
  7月号：内科学講座呼吸器内科
  8月号：形成外科学講座
  9月号：産婦人科学講座
  10月号：臨床検査医学講座
  11月号：法医学講座
  2月号：内視鏡医学講座
  3月号：分子生物学講座
  
  ② 慈大新聞令和元年6月号に、「西新橋キャンパス再整備計画工事進捗状況－新外来棟新築工事上棟式挙行－」の模様を掲載した。
  
  ③ 慈大新聞7月号に、「学祖高木兼寛先生生誕170年記念講演会」と題して、相澤孝夫君（昭48）が理事長を務める相澤病院所属の平昌オリンピックスピードスケート500ｍ金メダリスト小平奈緒選手と結城匡啓コーチを大学が招へいし講演した模様を掲載した。
  
  ④ 慈大新聞9月号に、「学祖高木兼寛先生生誕170年記念講演会」の第2弾として開催された阿部志郎先生（第8代阿部正和学長の弟様・神奈川県立保健福祉大学名誉学長）による講演会の模様を掲載した。
  
  ⑤ 慈大新聞11月号に、栗原敏理事長にご執筆いただいた、「宮崎市における高木兼寛先生生誕170年記念行事」の模様を掲載した。
  
  ⑥ 慈大新聞12月号に、栗原敏理事長にご執筆いただいた、「新外来棟竣工記念式典・祝賀会執り行われる」の模様を掲載した。
  
  ⑦ 慈大新聞1月号に、写真特集記事として、2020年1月4日開院した附属病院外来棟・母子医療センターの外観、外来棟各科受付、新橋健診センター、小児科待合室、1階カフェ前、2階エスカレータ乗り換え、診察室、二層式連絡橋、6階屋上庭園、1階エスカレータ前の「記憶の壁」の写真をカラー刷りで掲載した。また、90秒間の外来棟探訪動画をＱＲコードとして併せて掲載した。
同窓会ホームページ
1. 同窓会ホームページを毎月更新した。
2. 同窓会の活動状況を次のとおり閲覧することができる。
  ① 同窓会会則
  ② 事業計画
  ③ 事業報告
  ④ 毎月の同窓会理事会での討議内容
  ⑤ 年間行事予定
  ⑥ 同窓開業医マップ
  ⑦ 慈大新聞のこれまでのものが電子版で閲覧できる。
3. その他、ホームページ特記事項
  ① 会員専用ホームページに、令和元年8月1日（土）開催された「第40回慈恵医大夏季セミナー（東京慈恵会医科大学附属病院医療連携フォーラム）」の動画を配信した。

２.振興資金部

2019年海外派遣助成
1. 松藤千弥学長より推薦された海外派遣助成候補者14名に総額200万円を助成した。
2. 海外派遣助成交付授与式は、令和2年1月9日（木）午後4時より同窓会応接室で執り行った。
2019年度災害状況調査について
1. 「山形県沖を震源とする新潟県で最大震度6強を観測した地震災害」（6月18日発災）新潟・山形荘内・山形内陸の各支部長にご協力をいただき、災害状況調査を実施した。
  報告のあった支部からは、被災に遭った会員はいなかった。
2. 「2019年度4月～9月までの前半の異常気象災害」
  全国支部長あてに災害状況調査を実施した。被災者3名に災害見舞金を支給した。
3. 「令和元年台風19号に伴う災害」
  全国支部長あてに災害状況調査を実施した。被災者4名に災害見舞金を支給した。
  なお、慈大新聞10月号に台風15号、台風19号のお見舞い記事を掲載した。
平成31年3月新卒業生保護者への振興資金募金のお願い
従来どおり、平成31年3月および令和元年11月に新卒業生保護者に対して振興資金募金のお願い通知を発送した。
2019年度慈恵祭の後援について
慈恵祭実行委員長、および学生部長から依頼があった慈恵祭ポスター3葉（①西新橋慈恵祭②慈恵祭講演会③看護学科ファブール祭）を慈大新聞に無償にて封入して周知できるように後援した。

３.学術・企画部

各支部への講師派遣と支部学術講演会の開催
北多摩、大田、世田谷、神奈川県支部連合会、埼玉、中央、目黒、北、群馬、愛知、山梨、江東、神奈川湘北、葛飾、福岡、東北地区大会、武蔵野、港、足立、荒川、兵庫、神奈川湘南、静岡、江東ブロック、新宿、中野、栃木、渋谷、宮城、品川
以上、計30回開催
なお、令和2年2月～3月に予定していた講師派遣は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、次の5つの支部総会での学術講演会が中止となったため、講師派遣を見送ることとした。
① 神奈川横浜支部総会
② 千葉東葛支部総会
③ 大阪支部総会
④ 京滋奈支部総会
⑤ 神奈川西湘支部総会
第40回慈恵医大夏季セミナー（東京慈恵会医科大学附属病院医療連携フォーラム）の共催
附属病院主催の公開セミナー等の開催

会長直属部門

１.女性医師対策委員会

「大学の『女性医師キャリア支援室』を支援する」事業

同窓会女性医師対策委員会は大学に設置されている女性医師キャリア支援室と連携し、平成29年4月号慈大新聞より、活動報告事項の記事を隔月に掲載し、広報した。
2019年4月以降は次のとおりである。
・慈恵医大女性医師キャリア支援室活動報告
（その13）慈大新聞2019年4月号…「リサーチ講演会報告2019年」
（その14）慈大新聞6月号…「アメリカの大学院における女性のキャリア支援」
（その15）慈大新聞8月号…「第3回慈恵医大女性医師のキャリアに関する意識調査実施について」
（その16）慈大新聞10月号…「循環器内科における女性医師の現状と取り組み」
（その17）慈大新聞12月号…「産婦人科における女性医師就労支援への取り組みについて」
（その18）慈大新聞2月号…「皮膚科における女性医師の現状と取り組み」
慈恵医大女性医師キャリア支援室活動報告は、慈大新聞2019年12月号より、慈恵大学の各診療部・講座における女性医師の現況やキャリア支援に対する取り組みなどについて、順番にご寄稿をお願いし連載を開始することとした。
女性医師復職支援の相談窓口として、大学と併せて、同窓会のメールアドレスを開設している。

２.同窓会会則検討委員会

会費未納者への対応を協議するため、2018年(平成30年)5月に会則検討委員会を発足させた。
過去継続して5カ年会費未納となっている正会員（医学科・看護学科正会員で、特別会員、準会員および75歳以上は除く）を調査し、会費督促の通知を発送することにした。
初回は、2019年（平成31年）2月と2019年（令和元年）5月に会費督促の通知を発送した。初回の5カ年対象年度は2013年《平成25年》度～2017年《平成29年》度で902名に通知した。
その後、2020年(令和2年)2月末日現在の状況は、5ヵ年分納入者は170名、長期未納で単年度納入者49名、住所不明者14名、物故者3名で、5ヵ年会費未納者は666名となった。
令和元年5月通常総会で決定した会員資格の一部停止事項は次のとおりである。
【会員資格の停止事項】
1．慈大新聞の送付
2．慈大新聞への投稿並びに掲載
3．議決権の行使
4．役員選挙への立候補
5．同窓会事業の参画、会員表彰、振興資金による海外派遣助成の対象者
6．会員名簿の購入
初回以降２回目より、毎年3月に、前年度から過去継続して5ヵ年分会費未納者に督促および会員資格の一部停止を通知することとした。
２回目は、2020年（令和2年）3月初めに通知した。
通知対象年度は、2014年（平成26年）度～2018年（平成30年）度の5ヵ年間で、5ヵ年会費未納者740名に督促および会員資格の一部停止を通知した。

３.卒年幹事連絡会

令和2年2月15日（土）に第12回卒年幹事連絡会を開催した。
同窓会役員と卒年幹事による意見交換会が行われ、卒後10年同期会、卒後20周年パーティーなど同期会の際に卒年幹事が率先して会費納入を勧めること、メールアドレスを活用し同窓会活動を配信する案などが出された。早速、今回出席された卒年幹事は自分のメールアドレスを同窓会事務局に登録した。また、同窓会の将来のために真剣に話し合い、同窓会活動を盛り上げていかなければならないという意識が共有できた会であった。
なお、卒年幹事連絡会は、平成27年度より従来の会議形式を採らずに、和やかな雰囲気の中で語り合えるよう新橋愛宕山東急レイホテルにて連絡会および懇親会を行っている。
若い世代への支援策として、平成26年度から、卒後10年の同期会開催にあたり同窓会本部より10万円を助成することとした。2019年度は平成21年卒が該当であったが、2020年（令和2年）9月6日（土）に平成21年卒同期会を開催する予定となったため、そのときに支援することとなった。
平成22年卒同期会に対しては、令和2年度に助成する予定である。