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東京慈恵会医科大学同窓会

霜 礼次郎会長就任挨拶

設立85周年に向け同窓会を活性化

霜 礼次郎

霜 礼次郎 同窓会長  5月16日、第55回通常総会において会長に選任されました昭和37年卒の霜礼次郎でございます。就任にあたり、会員の皆様にご挨拶を申し上げます。
 「東京慈恵会医科大学と連絡協調して母校の発展を期する」、これが同窓会の重要な使命であることは言うまでもありません。7,000名に及ぶ会員を擁する同窓会の会長として、その責任の重さに身の引き締まる思いが致します。
 同窓会は大正14年に設立され、来年、平成22年には85周年を迎えます。同時に母校・慈恵医大は創立130年を迎えます。また、本年は学祖・高木兼寛先生生誕160周年にもあたります。
 このような記念すべき時にあたり、今期の最重要課題は「同窓会設立85周年記念事業の円滑な実施」であります。大学創立130年と合同の祝賀行事、慈大新聞縮刷版の制作、また大学創立130年記念事業への協力など、前期理事会からの流れをもって実現へと押し進めてまいります。
 同窓会にとって、その活動の活性化は永遠のテーマであります。同窓会設立以来、あるいはそれ以前から、慈恵の同窓には「母校への愛着」という精神が脈々と伝えられて来た事は全同窓の等しく共感するところであります。社会の推移、時代の変遷の中で、その精神を継承しつつ同窓会は歩んできました。
 今期が迎える大きな節目に応じて、活性化への具体策を講じてまいります。前期に行なわれました本部の組織改革を着実に進め機能的な運営に努めます。若手の持つポテンシャルを存分に生かし、ベテランのフォローにより会務の充実を図ります。会員名簿の整備を進め、各種同窓会活動を幅広く支援します。看護学科卒を含め1,000名に達する女性同窓の積極的な参加への支援策を検討いたします。既に施行された新しい公益法人制度の中で、本会の選ぶべき進路についても基本的な方針を確立しなければなりません。
 5月30日の評議員会で選任された役員諸君の一致協力の下、私の持てる全てを捧げ、誠意と熱意をもって、その使命を果たす所存です。
 いつの世にあっても慈恵同窓は、高木兼寛先生と母校への感謝の気持を忘れず、母校とともに歩むことが大切であることは、ご承知の通りでございます。
 「ともに歩む慈恵同窓」を旗印に全力を傾注する覚悟であります。皆様のご支援とご協力をお願い申し上げ、ご挨拶と致します。


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