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東京慈恵会医科大学同窓会

高橋 紀久雄(昭45)同窓会長就任挨拶

転換期を迎えた同窓会

高橋 紀久雄

高橋 紀久雄(昭45)同窓会長  平成23年5月14日の第57回通常総会において、先輩諸先生、同僚、後輩の皆様のご支持をいただき、霜礼次郎前会長の後任として、設立85年余の伝統有る慈恵医大同窓会の会長に就任することになりました。幸い、香川草平・須田健夫両副会長、若手の理事、老練な監事によって新体制をスタートする事が出来ました。心より御礼申し上げます。同窓会の運営に当たっては評議員諸先生のみならず、会員のご理解とご協力・ご支援が無ければ到底なし得ません。どうか宜しくお願い致します。
 同窓会の役目は定款に有りますように第一に会員のため、第二に大学を全面的に支援する事であります。
 先の東日本大震災で被災された会員の皆様に心よりお見舞い申し上げます。既に霜前会長のご英断によって東北4県の同窓にお見舞金を拠出しておりますが、引き続き東北四県のみならず、長野県、千葉県などの被災状況を収集し、出来るだけ早くに振興基金災害見舞金規程に則り対応する所存であります。
 次に、同窓会は現在の「社団法人(特例民法法人)東京慈恵会医科大学同窓会」から「任意団体・東京慈恵会医科大学同窓会(仮称)」に移行する事が評議員会、総会で承認され、今期の執行部で実際の手続きに入ります。既に霜前会長の在任中より法人移行の準備を進め、基礎は出来上がっておりますので、より会員の皆様の為になる同窓会に生まれ変われるように努力をしたいと思います。形態・組織が変わろうとも従来からの「ともに歩む慈恵」の理念は変わりません。
 近年問題になっております同窓会の支部の活性化を計るために、ブロック会、支部総会、その他関連する会には、同窓会役員が積極的に出席し、同窓会本部と各支部の連携を強化したいと思います。
 私に課せられた使命は、次世代・次々世代の後輩が運営し易いような環境・体制を整えることであります。その為には、今まで私たちが諸先輩達からご指導を受け活動し、次世代の後輩を引っ張ってまいりましたが、次々世代の後輩達が育った環境・背景を考えると、もう私たちが強引に引っ張って行くことは難しいのかもしれません。視点を変えて私たちが後輩達のところに降りてゆき、同じ目線に立って慈恵医大同窓会の素晴らしさ、大切さを説いていきたいと思います。
 最後になりましたが、大学創立130年記念事業募金も同窓会としては、気になるところでございます。どうか会員の皆様に慈恵医大の更なる発展、同窓会繁栄の為に温かいご支援をお願い申し上げます。


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