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東京慈恵会医科大学同窓会
通常総会第62回 同窓会通常総会開催
平成28年5月14日（土）午後4時より慈恵大学高木会館5階Ｂ会議室において第62回同窓会通常総会が開催された。総合司会の�眥様瞭麝�事（昭６１）により開会が宣言され、恒例である慈恵の歌斉唱に続いて、物故会員102名の氏名が南郷明徳理事（昭５０）より読み上げられ、高橋紀久雄会長（昭４５）のもと全員で黙祷を捧げた。
総会では、平成27年度事業報告、決算報告ならびに平成28年度事業計画、予算案についての議案が上程され、すべての議案が原案通り承認された。また、会長・副会長・評議員選考協議会による結果も満場一致で承認された。
会長挨拶
出席の御礼に続き、先の熊本地震で被災された会員の方々へお見舞いを述べた。現在、被災状況及び要望について調査中であり、同窓会独自で災害義援金の受付も開始した。今後は大学と一体となって支援を行うのでご協力をお願いした。 最後に、新制度による同窓会設立から3年、会務が順調に経過したことは会員の理解と協力、支援の賜物であると謝辞を述べた。
理事長挨拶
栗原敏理事長（昭４６）は法人全体の事業概要について述べ、内部統制の強化と法令遵守の徹底とを挙げた。西新橋キャンパス再整備事業は順調に経過し、平成28年2月には港工業跡地に建設予定の新大学２号館の地鎮祭が終了、現在工程に沿って建設が進んでいる。新外来棟の基本設計は既に始まっており、予算的にも問題ないと報告。最後に、昨年11月に行われた慈恵看護教育130年記念式典が、�鄂凌堂θ淇�子殿下ご台臨のもと盛大に行われたこと、先日の阿部正和先生を偲ぶ会に550名もの献花があったと述べた。
学長挨拶
松藤千弥学長（昭５８）は教育の改善について述べ、医学科は新臨床カリキュラムの導入による診療参加型臨床実習、看護学科では課題解決能力と地域連携能力の強化を挙げた。また、両学科ともに国際的視野を身につける医療人の育成プログラムを作成した。
総合医科学研究センターの研究部門における先進的研究を推進するため更なるセンターの充実を図り、今年度は5件の優れた研究に総額1000万円の研究費を支給した。その他、卒後教育の充実、専門医育成プログラムの作成、がんセンターとの包括協定、看護学科博士課程の創設など多岐にわたって話した。（理事長、学長挨拶次号全文掲載）
議事
小田治男理事（昭６１）から総会の成立が宣言され、会則により高橋会長が議長を務め、議事録署名人に遠藤朝彦君（昭４７）、副島道正君（昭５５）を指名し、議事に入った。
［報告事項］
平成27年度事業報告について、管理部門では総務を�眥様�事、会員・組織管理を南郷理事、会員名簿整理発行を小田理事、財務を須田健夫副会長（昭５０）が報告、事業部門では広報を穎川一信理事（昭５４）、振興資金を鎌田芳夫理事（昭５２）、学術を�睫攘瓢依�事（昭４８）が報告した。企画部からは佐藤俊介理事（昭５３）により同窓会設立90周年記念行事が昨年10月3日、定期支部長会議の後に同窓会会員の熱意で無事、成功裡に執り行うことができたと報告があった。
［審議事項］
平成27年度決算報告は須田副会長より行われ、当期剰余金は1300万円弱の黒字で、正味財産は1億5000万円余であった。戸谷修二監事（昭３５）の監査報告の後、審議の結果満場一致で承認された。
平成28年度の事業計画案は�眥様�事より、予算案は須田副会長より詳細な説明があり、質疑をはかるも異議はなく事業計画案、予算案ともに満場一致で承認された。
報告
�睫攘瓢安膤慇賁獲�事より創立130年記念事業募金への謝辞と報告があった。本年3月まで14億1000万円余の受付があり、目標額20億円に対して達成率は７１％、引き続き会員諸氏のご協力をお願いしたいと述べた。
会長・副会長・評議員選挙
佐藤理事より会長・副会長・評議員選考協議会の結果報告があり、高橋会長の再任と鎌田、穎川両理事の副会長就任が承認された。同時に新任11名を含めた50人の評議員も満場一致で承認された。
閉会および懇親会
須田副会長の閉会の挨拶の後、会場を東急ＲＥＩホテル（旧、東急イン）に移し懇親会が行われ、理事長、学長はじめ多くの同窓が参加され和やかな歓談が続いた。
以上
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