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東京慈恵会医科大学同窓会

通常総会

第67回 同窓会通常総会(書面決議)

 第67回同窓会通常総会は、令和3年5月15日(土)慈恵大学1号館講堂(3階)に集合しての開催を予定していたが、新型コロナウイルスの拡大による緊急事態宣言延長のため、感染予防の見地から会議を中止した。そのため、通常総会への出席の返信をいただいた会員に議案書を郵送し、書面による議決で通常総会での承認に替える旨、監事了承のもと承認された。

穎川一信会長挨拶

 令和2年度は、ほぼ1年間同窓会の集会は開催中止となった。今年度はコロナ禍の中でいかに本部の会を開催していくかを大学の感染対策部のアドバイスをいただきながら、開催に向けての準備をしてきた。令和3年度第1回同窓会評議員会は令和3年4月24日に集合しての会議を開催した(慈大新聞令和3年5月25日発行第798号評議員会記事を参照)。本部理事と評議員の皆様と直接対面し、理事全員で議案事項を報告し、評議員の皆様の審議で議案は満場一致で承認された。
 会員との親睦を図ることは同窓会の大きな目的の一つであり、いつもの懇親会での親睦はなかったが、会員の皆様の御顔をマスク越しに拝み、慈恵の歌を黙唱し、短い挨拶を交わすことができたことは、withコロナにおいては大きな取り組みであり、一歩前進できたかと思う。
 同窓会の理事会は感染の拡大時はオンライン理事会を行い、広報委員会の編集会議においては、メールにより行い、慈大新聞の毎月の発行に努めている。withコロナに合わせて感染対策として、7月から同窓会会費、振興資金寄付金、会員名簿の支払いを在宅でのパソコンやスマートフォンからクレジットカード決済できるように準備を整えている。また令和7年には同窓会設立100周年を迎えることから、準備委員会を令和3年4月の理事会で立ち上げた。今年は会員に100周年を広報し皆様からご意見をいただき、準備に入りたいと考えている。
 引き続き理事全員で健全な運営に努め、大学への協力、同窓会員への支援に努める所存である。

理事長・学長挨拶

 慈大新聞6月号(令和3年6月25日発行)全文掲載

議 事

 通常総会は同窓会会則第30条、第31条を準用し議決することとなった。出欠席の提出期限としていた4月22日までに出席の回答をいただいた、会員91名に対し書面にて決議をお願いした。委任状提出者は1,951名で、計2,042名出席であった。会員数は現時点で8,320名であり、会員数の10分の1以上の出席が得られたこととなり、会則第30条を準用し会議の成立が確認された。

議案について

(1)第1号議案 「令和2年度 事業報告」
 管理部門(総務、組織管理、会員名簿、財務)、事業部門(広報、振興資金、学術・企画)、会長直属部門(女性医師対策委員会、第52回全国私立医科大学同窓会連絡会東部会委員会、慈恵医大同窓会コロナ基金委員会、同窓会費等クレジットカード決済検討委員会、東京慈恵会医科大学同窓会歴史遺産保存事業、卒年幹事連絡会)の活動について報告した。

(2)第2号議案 「令和2年度 決算報告」
 令和2年度の収益の合計は71,409,846円(受取会費収入44,222,000円、振興資金寄付金収入6,510,000円、コロナ基金寄付金収入5,760,000円、その他)であった。費用は、事業費として27,520,406円、管理費24,687,523円、退職給与引当金繰入896,184円が計上され、費用の総額は53,104,113円であった。収入から費用を差し引いた当期の剰余金は18,305,733円であった。令和2年度は新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、評議員会や総会、支部長会議や役員合同懇親会などが開催できず、剰余金が例年より多くなった。資産合計は204,430,486円で、負債(前受会費・退職給与引当金)14,477,537円を差し引いた純資産は189,952,949円である。

(3)第3号議案 「令和2年度 監査報告」
 監事2名より、令和3年4月15日(木)付けで、通帳、領収書など関係書類を確認した結果、適正に処理されていた旨の監査報告をいただいた。

(4)第4号議案 「令和3年度 事業計画案」
 同窓会は、現在全国に86の支部を持つ組織で、会員相互の親睦だけでなく、慈恵大学と密接に連絡・協調して会員の知識の増進をはかる事を目的としており、昨年度の令和2年度事業計画を踏襲して令和3年度事業を実施する。なお、事業計画案に、新たに次の3点を追加した。

1点目…
事業計画の管理部門、事業部門に加え、新たに「会長直属部門」を新設した。
2点目…
会長直属部門に、新規事業として、「退任記念講義DVD製作事業」を設けた。
3点目…
今後の新型コロナウイルス感染状況を踏まえて、事業実施の可否および代替策を検討していくことを事業計画案の欄外に明記した。

(5)第5号議案 「令和3年度 収支予算案」
 令和3年度の収支予算案を上程した。(慈大新聞令和3年5月号3面 令和3年度予算書参照)
 なお、本会が、令和2年度に延期した第52回全国私立医科大学同窓会連絡会東部会を令和3年度に改めて主管して開催することから、収入の部に「東部会会費収入」をまた、支出の部に「東部会費支出」の科目を計上した。

 令和3年5月22日付で、通常総会へ出席の返事を得た91名の会員に対し、前記第1号議案から第5号議案までの提案書を発した。回答期限の令和3年5月31日までに会員91名のうち68名から書面による承諾の意思表示を得た。残り23名から回答が無かったものの、期限までに回答が無い場合は了承したものとして取り扱う旨を事前に通知していたので、この23名も承諾したものとして会員91名と委任状提出者1、951名の計2,042名全員が承諾したことを確認した。したがって、会則第31条を準用し、当該議案を承諾する旨の通常総会の決議があったものとした。

以上



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