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東京慈恵会医科大学同窓会
通常総会第68回同窓会通常総会開催
第６８回同窓会通常総会が、令和４年５月７日（土）午後４時より慈恵大学２号館講堂において開催された。 総合司会の�眥様�事が開会を宣言し、慈恵の歌を拝聴した後、物故会員６１名の氏名が本間紀子理事（看平８）より読み上げられ、武石昌則副会長の発声のもと出席者全員で黙祷を捧げた。
会長挨拶
穎川一信会長（昭５４）より、会長就任時に目標として、同窓会健全運営、財政面の安定、慈大新聞とホームぺージの充実、そして大学への支援を掲げた。財政面では高い会費納入率が維持でき、純財産２億円を蓄えることができた。慈大新聞は、コロナ禍の中、支部総会の中止などで投稿記事が減少したが、特集などを企画し毎月発行することができた。そして、大学へのコロナ感染症にかかわる支援と寄付を呼び掛けた。本総会では、会長、副会長、評議員選挙など重要な案件があり、審議をよろしくお願いしたいと述べられた。
理事長挨拶
栗原敏理事長（昭４６）は学校法人慈恵大学の現況について述べられた。学校教育法、私立学校法に照らして新役員が選出され、社会の規範に則り学校法人慈恵大学を運営していくと述べられた。新型コロナウイルス感染症の拡大によって、教育、研究、診療が前年に引き続き著しい影響を受けている。財務は新型コロナウイルス感染症の影響を受け、医療収入の減少と医療経費の増加がみられた。医療収支は改善傾向にあるが、感染の流行以前には回復していない。今後の医療情勢を注意深く見ていく必要があると述べられた。私立医科大学附属病院は多くのコロナ患者を受け入れており、慈恵はその中でもトップクラスで社会貢献に努めていることが評価され、国から補助金が交付されている。第三病院建て替え計画は基本設計が終わり、実施設計が行われていると報告された。
学長挨拶
松藤千弥学長（昭５８）は、若い医療者、学生にとってコロナ禍は深刻であり、大学がどう対応し、支援していくかが大きな課題である。持てる教育資源を最大限活用して対応したいと述べられた。教育については、２回目の医学教育分野別認証評価（外部評価）の受審が今秋に予定され、準備を進めている。研究に関しては、科研費は５年前から比べ倍近く伸び、産学連携講座も活動している。また本学の研究成果を元に、２件の大学発ベンチャーが起業したと述べられた。本学としてコロナから順調に抜け出し、２０３１年の創立１５０周年に向けたチーム作りを進めていきたい。ご支援、ご助言をお願いしたいと述べられた。
議 事
栗原健理事（平５）から総会の成立が宣言され、会則により議長は穎川会長が務め、議事録署名人に金子健二君（昭５３）、横打邦男君（昭６１）を指名し、議事に入った。
〔報告事項〕
令和３年度事業報告について、管理部門では総務を�眥様�事、会員・組織管理および会員名簿の整備・発行を島田千恵子理事（昭６２）、財務を片山晃理事（平２）が報告した。事業部門では広報を鈴木秀彦理事（平５）幸田公人理事（平８）、振興資金部を尾泉博理事（昭５５）学術・企画部を山本裕康理事（昭６０）が報告した。また、会長直属部門では、女性医師対策委員会を島田理事、第５２回全国私立医科大学同窓会連絡会東部会委員会を�眥様�事、同窓会コロナ基金委員会、同窓会歴史遺産保存事業を江本副会長、同窓会費等クレジットカード決済検討委員会を栗原理事、卒年幹事連絡会を羽生健理事（平１２）が報告した。
〔審議事項〕
令和３年度決算報告は小沼康男理事（平元）より行われ、資産合計２億１２１７万円余で負債（前受会費・退職給与引当金）１１５４万円余を差し引いた純資産は２億６２万円余。当期剰余金はプラス１０６７万５１５３円であった。戸谷修二監事（昭３５）の監査報告の後、審議の結果満場一致で承認された。令和４年度の事業計画案は�眥様�事より、予算案は小沼理事より提案され、それぞれ説明があり事業計画案、予算案ともに承認され、通常総会は終了した。
大学からの報告
谷口専務理事より、令和３年度の一般寄付額は２億５千万円、同窓からは２５件、４１３５万円であった。現在、第三病院建て替え計画が進んでいる。財務基盤を確立しながら事業計画を進めていく所存であり、皆様のご支援をお願いしたいと述べられた。
会長、副会長、評議員選挙
選考協議会委員長の尾泉理事より候補者指名が示され、新同窓会長に武石昌則君（昭５６）、副会長に江本秀斗君（昭５４）、�眥様瞭鷏�（昭６１）、評議員５０名が満場一致で承認された。武石新会長は就任の挨拶に立ち、これまでの運営方針を継承し、さらに未来を担う人材育成を掲げたいと挨拶があった。その後、武石新会長から穎川前会長を顧問に推薦したい旨の提案があり、満場一致で承認された。 最後に江本副会長から、閉会の辞を述べ総会は閉会となった。
以上
過去の通常総会
